2012年08月25日

ノイズ電車、ノイズ温泉 at 福島

大友さんたちの企画運営されているプロジェクトFUKUSHIMA!、その2012年版「フェスティバルFUKUSHIMA!」の中の企画、「ノイズ電車」「ノイズ温泉」に出演のため、福島入り。

ノイズ電車は、福島駅から飯坂温泉までを結ぶローカル線飯坂電車を貸切にし、福島から飯坂温泉まで、お客さんを乗せた電車の中で美川、Junko、広瀬淳二、大友良英、JOJO広重がノイズ演奏をするもの。

この企画は今年の3月に、大阪ベアーズで開催した「ノイズ大学」の時に大友さんの口から聞かされたもの。
もちろん最初のきっかけは思いつきだけれども、それをこうやって現実なものとして実現させてしまう大友さんとその周辺のスタッフのみなさんの行動力、熱意、ねばり強さには感心するばかり。
運営はトラブルもケガもなく、完璧でした。お疲れさまでした。

電車は最初の5駅で1駅づつメンバーが乗り込んでくる趣向で、私は5番目だった。
スタッフのSさんと電車到着を待っている時間、とってもワクワクした夏の夜でした。

「ノイズ温泉」はその電車の終着駅、飯坂温泉にある古い昭和テイストの旅館「清山」の地下バーで行われるライブ企画。Doraptron(ドラびでお+伊藤篤宏)、今井和雄、大友良英+非常階段が演奏。非常階段に大友さんがゲスト演奏は初でしたね。今井さんももう人生最高の演奏してましたねー。

ノイズには何の意味もなくて、ノイズで福島には物理的にはなにも出来ていないと思うけれど、こうやって演奏者も観客もスタッフもみんな笑顔で楽しい時間を「ノイズ」という最もアヴァンギャルドな芸術と過ごせることの意味や価値は、もう計り知れないものがあると思っています。

みなさん、ありがとう。
そしてなにより、大友さんや我々の夢を現実にしてくれているスタッフのみなさん、ありがとうございました。

また来年もやりましょう!!


kishidashin01 at 23:59│clip!ライブ