2009年07月10日

楽観的かもしれないけれど

例えば、音楽業界からすると、CDやDVDなどの"パッケージ商品"が売れない、ダウンロードではレコード会社もアーティストも儲からない、音楽雑誌も売れない、CDショップも売り上げ低迷、と、暗い話が多い。

でもねえ、例えばマイスペースやダウンロードの利点も、もっといろいろあるわけで。

例えば、以前ならある程度の数のレパートリーがないと、CDアルバムは作れなかったわけで。
ネットでの楽曲配信なら、オリジナル曲が1曲しかないかけだしのバンドやアーティストでも、アピールすることはできる。

それに、海外に、全世界に向けて、送料などを考えずに、歌や音楽を届けることもできる。

廃盤、という概念がなくなる。過去のすべての音楽を、誰でもいつでも聴ける。


音楽だけに限ってなくて、映画も、本も、見る・読む・聞くといった行為は、もっともっと簡易に、便利になるし、きっといずれば脳に直接イメージを送り込むことができるようになると思うなあ。


形はいつだって変わっている。
10年、20年もすれば、もっともっと変わっていくよ。
去りゆくものを惜しむ気持ちも大事にして、でも新しいことにも対応して、そしてなにか良いところを見つけて、それを利用したり、伸ばしていけばいいんじゃあないかな。

楽観的すぎる?
そうかな。
そうかもね。
徹底した悲観の上になりたっている楽観なら、いいと思うけどな。
ふふ。



kishidashin01 at 10:54│clip!日常