2009年05月30日

song of songs 1日目

アルケミーレコード主催のライブ企画「song of songs」2DAYSの初日<ビューティフルサイド>。


<ゆうさりゆうされば>
いつもはファズ&轟音のゆうさりゆうされば、今日はアコースティックエディションでドラムに犬風くん、ピアノに地獄変くんという強面のバックに、いつもよりさらにブルージーでしたね。闇からの歌声は健在、フォークギターを抱えた歌姫はダークネスサイドに出演してもOKだったかも。素晴らしい演奏でした。


<沢口みき>
男性ボーカル曲5曲のカヴァーでしたが、まさかベアーズでこの曲が聞けるとは、という選曲。スハラくんがもっと必死で弾くのかと思いきやノリノリのギターでおもわず笑ってしまいました。(失礼!)ビューティフルサイド面目躍如の美声&上手ですよね、沢口さん。ようケロもなおちゃんもがんばってました。


<中山双葉>
前回の東京でのライブが成功だったのを上手に引きずって、今夜の大阪のライブも歌&演奏&トークがみんな大成功。あたたかく、そして少し切ない歌声はみんなの気持ち深く届いたと思うなあ。多田くんのSEも最高でした。私が常から好きだと言っている名曲「おとめ気分」をラストに演奏してくれてありがとう。素敵なライブでした。終演後CDもたくさん売れていましたね。よかったね。双葉ちゃんの歌に尾谷さんは感無量で泣いていましたよ。


<埋火>
前回の東京のライブがPA不調もあってイマイチ、という感じだったこともあってか、今回こそはと気合いの入ったいいライブでした。新曲もワイルドでプリミティブで斬新、いい感じじゃないですか。歌もギターもドラムも、みんなうまくなっていますよ。女の子はしっかり練習してちゃんと成長しますね。えらいね。
1曲目から身体が自然に動く。グルーヴが曲の中心にこもっていたのですね。私の前の貝つぶさん、横のゆうさりさん、私の3人は客席で身体を動かしてのっていたのですが、貝つぶさんの前にいたばるるさんは微動だにせずステージの1点を見つめていました。オタクな彼のことだから、なにか集中する些末なことがあったのでしょうか。(笑)


<とうめいロボ>
1曲目の「ソーダボール」で会場内の空気が一変する。この1曲はソロで、あとは添田くんとのDUO形式のとうめいロボだったが、これがすごかったです。あんなに力強い希望の歌となった「雪」は初めて聞いたし、「ポケット」「羊」の幻想的、そして聖なる清さをたずさえたようなテイクも初めてでした。新潟で『"ソーダボール"は自分が初めて作った曲で、その答えが"手紙"という曲なんです』と証してくれたけれど、今夜の「手紙」はそれを象徴するかのような最高の出来映えだった。とうめい階段の時に私が即興でつけたコーラスやバッキングを、完璧な形で添田くんが具現化してくれたように思う。まるで「手紙」は今夜のように演奏されるために元々未完成で存在したかのような、そんなふうに思えるほど、完璧なテイクでした。


今日はみんな素晴らしい演奏だった。本当にありがとう。ひろしげさんちの6姉妹どころか、6人の娘だけれども、君たちと知り合って音楽で関われたことを誇りに思っています。素晴らしい夜でした。
たくさんの来場者のみなさんもありがとう。よければ明日も来てください。


kishidashin01 at 23:59│clip!ライブ