2008年12月31日
ギンガ
先日、Pヴァインから山本精一著「ギンガ」の復刻版がサンプルで送られてきた。
これは2009年1月16日に全国発売の書籍だが、年内に刷りあがったということだろう。追加原稿があり、発売日に間に合うかなという段取りだっただけに、無事間にあってなによりなにより。来月の中旬にはCDショップや書店に並ぶはず。
この本は1999年にリットーミュージックから出版された山本精一くんの最初のエッセイ集だが、長く絶版になっていた。発売当時はその内容のおもしろさに話題騒然、当時営業していた心斎橋のアルケミーミュージックストアでは100冊以上売れた。
山本さんの書く文章はそのままでももうめちゃくちゃおもしろいが、関西のインディーズシーン、特にベアーズやアルケミーを中心として活動しているミュージシャンを知っていると、さらに面白い。Sくんとは須原くんだし、Oくんとは元サバート・ブレイズの岡野くんだし、と、わかればわかるほど、笑える。
この本の白眉は前後編にわかれて書かれている「大阪<ゴールドラッシュ>」だろう。大阪のとあるスタジオが閉店することになり、そこの機材を大阪のバンド連中が格安でむしりとる話。
この本に掲載されている信じられないような話の連続はほとんど実話だが、このスタジオの機材強奪の話はそこに登場するバンドのメンバーやそのスタジオそのものを知っている大阪の人間には、もう腹をかかえて笑ってしまうことうけあいである。
現在刊行されているエッセイ第2集「ゆん」も十二分におもしろいが、笑撃度はこちらの方が上だろう。まだ読んでいない方には絶対おすすめするし、もう持っている方には今回のPヴァイン版は48ページも新作が増補されているので、やはり一読をおすすめする。非常階段/インキャパシタンツの美川氏のこともその増補ページに出てきます。
ぜひ新年の笑い初めにいかがですか。
あと、福岡の書店の高倉さん初め全国の書店関係者の方々、ぜひ平積みで展開を。
徳島の小西さん始め、全国の図書館関係者の方、ぜひご購入して閲覧室にどうぞ。
今年は想い出波止場のCD復刻を機会に、この「ギンガ」の復刊もできたのは非常に嬉しい。協力してくれたAMSのお客さんのHくん、本当にありがとうね。
しかし、153ページのフールズメイト編集者の石井くんの写真、本当にすごいな。
石井くん、元気にしていますか。(笑)

ギンガ

ゆん
これは2009年1月16日に全国発売の書籍だが、年内に刷りあがったということだろう。追加原稿があり、発売日に間に合うかなという段取りだっただけに、無事間にあってなによりなにより。来月の中旬にはCDショップや書店に並ぶはず。
この本は1999年にリットーミュージックから出版された山本精一くんの最初のエッセイ集だが、長く絶版になっていた。発売当時はその内容のおもしろさに話題騒然、当時営業していた心斎橋のアルケミーミュージックストアでは100冊以上売れた。
山本さんの書く文章はそのままでももうめちゃくちゃおもしろいが、関西のインディーズシーン、特にベアーズやアルケミーを中心として活動しているミュージシャンを知っていると、さらに面白い。Sくんとは須原くんだし、Oくんとは元サバート・ブレイズの岡野くんだし、と、わかればわかるほど、笑える。
この本の白眉は前後編にわかれて書かれている「大阪<ゴールドラッシュ>」だろう。大阪のとあるスタジオが閉店することになり、そこの機材を大阪のバンド連中が格安でむしりとる話。
この本に掲載されている信じられないような話の連続はほとんど実話だが、このスタジオの機材強奪の話はそこに登場するバンドのメンバーやそのスタジオそのものを知っている大阪の人間には、もう腹をかかえて笑ってしまうことうけあいである。
現在刊行されているエッセイ第2集「ゆん」も十二分におもしろいが、笑撃度はこちらの方が上だろう。まだ読んでいない方には絶対おすすめするし、もう持っている方には今回のPヴァイン版は48ページも新作が増補されているので、やはり一読をおすすめする。非常階段/インキャパシタンツの美川氏のこともその増補ページに出てきます。
ぜひ新年の笑い初めにいかがですか。
あと、福岡の書店の高倉さん初め全国の書店関係者の方々、ぜひ平積みで展開を。
徳島の小西さん始め、全国の図書館関係者の方、ぜひご購入して閲覧室にどうぞ。
今年は想い出波止場のCD復刻を機会に、この「ギンガ」の復刊もできたのは非常に嬉しい。協力してくれたAMSのお客さんのHくん、本当にありがとうね。
しかし、153ページのフールズメイト編集者の石井くんの写真、本当にすごいな。
石井くん、元気にしていますか。(笑)

ギンガ

ゆん