2008年12月24日

徳島にて

高知からの帰り道、徳島で途中下車。

まずはハードスタッフ発行人の小西さんに会いに行く。
ハードスタッフ12号は2000部作ったが、私が在庫を見る限り、600部はもう切っている模様。小西さんがおっしゃるには自宅に100部ほど持ち帰っているので、700部弱くらいが手元の在庫だとのこと。実際に流通しだしてから1ヶ月なので、自費出版のミニコミとしては驚異的な売れ行きではないかと思う。
みなさんも売り切れないうちに、入手しておいてください。後年、プレミア価値で取引されるのは必至の本だと思います。

小西さんに、北島町に出来た古書店「ドリス」に連れていってもらう。
古書ドリス

アート系を中心にサブカルチャーや幻想文学など、かなりの品揃え。プライスも破格のお値段。徳島市内の古書店「ソラリス」もすごかったけれど、こちらもいい本を安価で提供なさっていますね。徳島の古書ファンは幸せだ。

ぜひ四国の方、徳島に寄られたら古書ドリスにも寄ってみてください。興味をそそる本がいっぱいあります。車でいかないと、ちょっとむつかしい場所かもしれませんが、行く価値ありです。

私も今日は、ハードスタッフで林くんが小学生の時に読んだとインタビューで答えていた「幻想と怪奇」の創刊号を1500円で発見、さらに藤枝静男/欣求浄土の1970年の初版本・状態良好のを1500円で発見、嬉しく買わせていただきました。
高柳昌行/阿部薫のCD「解体的交感」も1800円と安値。いいですねえ。

何時間でも滞在してしまいそうでしたが、今日は定休日なのに、小西さんが私が来るからと言ってくださり、無理に開けてくださったとのこと。感謝。

わずか2日間の四国滞在でしたが、いい気分でした。
また来ます。





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