2008年12月23日

高知でライブ

高知のライブハウス・カオティックノイズへ。

前半はトークイベント。
関西のバンドの80年代の映像を流しながら、関西のパンクやインディペンデントな音楽の成り立ちを少しトーク。結局は見に来た高知のお客さん、バンドの人たちの知的欲求を満たすだけではなく、高知の音楽の未来へのなにかの参考になればという意図だが、そこそこうまく伝わったのではないかと思う。みなさん目を見開き、耳をダンボにして私の話を聞いてくれていたこと、よくわかっています。ありがとうね。
また2月にオリジナル・ウルトラビデで来ますので、その時にトーク第二回をやりましょう。

ライブも楽しかった。
<TEN-No.5>
SONNETというバンドの名前をひっくり返したのだというこのバンドは、日本のルーツ的な音楽をベースモチーフにしたロックバンドだった。こういった試みをしているバンドはなかなかないのではないかな。がんばってね。

<SWAN>
高知に来るたびに対バンしてもらっているSWAN、毎回成長していますね。メロディが際立っているバンドで、うまくいけば売れる音楽のラインに乗りそうなセンスがあると思う。

自分のライブは新曲「夢のおわり」と、山本精一くんの「あんなに好きだったこと」を頭に演奏して、三上寛さんの「おど」やとうめいロボの「雪」も複合したメドレーでした。アンコールもありがとう。

高知のカオティックノイズは2周年だという。2年もてば3年目はなんとかなるものだ。
来年の12月にも、またよんでください。
打ち上げも楽しかった。

高知のカオティックノイズ、お店もお客さんも、出演している地元のバンドもみな優秀だ。若い才能があふれている。
君たちがやっていることは何も間違っていない。今は数が少なく、小さな力かもしれないが、きっと未来にその気持ちはつながっていく。おもしろい音楽がいかに生きていく気持ちを豊かにし、自分を勇気づけていくのかを君たちは知っているのだ。それはすごく大きなことなんだよ。



『あしたは空が晴れるから/絶対、空が晴れるから』(とうめいロボ/雪)

kishidashin01 at 23:59│clip!ライブ