2008年09月06日
ハードスタッフ12号、10月28日発行予定
11号が1993年の10月の発行だったから、15年ぶりの次号、つまり「ハードスタッフ12号」が来月28日に発行される。
いま20歳の人にとってが前の号は5歳の時に発行されているわけで、もうなにがなんだかわからないかもしれないが、そんなことはわかる人だけがわかっていればいいし、訊かれれば答えればいいだけのことだ。
ハードスタッフ12号の特集記事は2003年に故人となった林直人に関する記事である。
林氏のインタビュー、年表、関係者による記事が、林という男がアウシュビッツというバンドのボーカリスト、アルケミーレコードの創業時のスタッフであったということ以外の部分を深く掘り下げることにより、いったい彼がしようとしていたことがなんなのか、それがどういう風に今につながっているのかが如実にわかる内容となっている。
今日、小西さんから校正などのための原稿が送られてきた。数週間前にインタビュー部分が送られてきているので、これで記事の半分以上は目を通させてもらったことになるが、これは充実した、そして意義のある特集記事であると確信を深めた。
まだ読めない方々のために内容は証さない。しかし、林氏を知る人はもちろん、このブログを読んでいる人は全員このハードスタッフ12号は購入して、読むべし。絶対に。
例えば、今のみなさんが普通に聞いている等身大の音楽は、1978年に始まっている。もう30年前の話なので、たいがいの方にとっては生まれる前の話ではあるかもしれないが、そんなに前のことでもない。そしてそれは東京ロッカーズと呼ばれる連中と、やはり1978年に関西でこの林直人が出版したわずか30部のミニコミ「アウトサイダー」と、アウトサイダー主催ギグ「神経切断!」がすべての始まりなのである。
インディーズだとか、アンダーグラウンドだとか、かわった音楽だとか、ノイズにしてもなんにしても、どんどんそのルーツを探ると、最終的にここにたどり着く。もちろん灰野敬二も裸のラリーズも頭脳警察も村八分もさらに数年〜10年ほど前から音楽はやっているが、その世界と今の世界とは微妙につながっていない。1978年の林直人に、Phewに、町田康に、JOJO広重に、HIDEに、Taiquiに、IDIOTに、しのやんに、BIKKEにつながっている音楽の糸こそが、今の音楽の一番最初の部分なのである。
そして林直人が、その中でも「一番最初の人間」なのだ。
オシリペンペンズを聞こうが、とうめいロボを聞こうが、アシッドマザーを聞こうが、コンガフューリーを聞こうが、ゆうさりゆうさればを聞こうが、渚にてを聞こうが、もっと言えばグループ魂も電気グルーヴもサンボマスターも、すべてルーツのルーツのルーツを探れば、最終的には林直人にたどりついてしまうのだ。
いつだったか、音楽ライターの野間くんが『どうしても最終的には、すべてのややこしいヤツラの最後の最後は、林直人とJOJO広重にたどり着いてしまう』として、私と林くんのインタビューを音楽雑誌に掲載したことがある。私のインタビューは8時間に及んだが、もちろん限りある雑誌のページ数くらいではこの2人の全貌を完全に網羅することはできない。
今回のハードスタッフは林直人の全貌とまではいかないけれども、かなりの深層部にまで迫っているのは確かである。そして林直人のことを通して、今自分たちが聞いている音楽のこと、そういった音楽や芸術や映画や書籍や文化などを選択してきた自分という存在の意味も、一部分かもしれないけれども、必ずこの特集記事の中に見つけることができる。
林くんが亡くなって5年。この本はひとつのシンボルになるような、そんな気がする。みんな、来月の発行を期待して待っているように。
まめぴよちゃんやそのお母さんも、地獄変くんも、ばるるさんも、犬風くんも、コンガくんも、ジュンゾくんも、利光くんも、佐々木くんも、充くんも、その先のみんなに読んで欲しい。
そして今の音楽シーンから少し離れてしまっている、例えばNASHIのコシくんや赤痢のくーちんや水玉の天鼓さんらの目にも、いつか届くことを望みたい。
いま20歳の人にとってが前の号は5歳の時に発行されているわけで、もうなにがなんだかわからないかもしれないが、そんなことはわかる人だけがわかっていればいいし、訊かれれば答えればいいだけのことだ。
ハードスタッフ12号の特集記事は2003年に故人となった林直人に関する記事である。
林氏のインタビュー、年表、関係者による記事が、林という男がアウシュビッツというバンドのボーカリスト、アルケミーレコードの創業時のスタッフであったということ以外の部分を深く掘り下げることにより、いったい彼がしようとしていたことがなんなのか、それがどういう風に今につながっているのかが如実にわかる内容となっている。
今日、小西さんから校正などのための原稿が送られてきた。数週間前にインタビュー部分が送られてきているので、これで記事の半分以上は目を通させてもらったことになるが、これは充実した、そして意義のある特集記事であると確信を深めた。
まだ読めない方々のために内容は証さない。しかし、林氏を知る人はもちろん、このブログを読んでいる人は全員このハードスタッフ12号は購入して、読むべし。絶対に。
例えば、今のみなさんが普通に聞いている等身大の音楽は、1978年に始まっている。もう30年前の話なので、たいがいの方にとっては生まれる前の話ではあるかもしれないが、そんなに前のことでもない。そしてそれは東京ロッカーズと呼ばれる連中と、やはり1978年に関西でこの林直人が出版したわずか30部のミニコミ「アウトサイダー」と、アウトサイダー主催ギグ「神経切断!」がすべての始まりなのである。
インディーズだとか、アンダーグラウンドだとか、かわった音楽だとか、ノイズにしてもなんにしても、どんどんそのルーツを探ると、最終的にここにたどり着く。もちろん灰野敬二も裸のラリーズも頭脳警察も村八分もさらに数年〜10年ほど前から音楽はやっているが、その世界と今の世界とは微妙につながっていない。1978年の林直人に、Phewに、町田康に、JOJO広重に、HIDEに、Taiquiに、IDIOTに、しのやんに、BIKKEにつながっている音楽の糸こそが、今の音楽の一番最初の部分なのである。
そして林直人が、その中でも「一番最初の人間」なのだ。
オシリペンペンズを聞こうが、とうめいロボを聞こうが、アシッドマザーを聞こうが、コンガフューリーを聞こうが、ゆうさりゆうさればを聞こうが、渚にてを聞こうが、もっと言えばグループ魂も電気グルーヴもサンボマスターも、すべてルーツのルーツのルーツを探れば、最終的には林直人にたどりついてしまうのだ。
いつだったか、音楽ライターの野間くんが『どうしても最終的には、すべてのややこしいヤツラの最後の最後は、林直人とJOJO広重にたどり着いてしまう』として、私と林くんのインタビューを音楽雑誌に掲載したことがある。私のインタビューは8時間に及んだが、もちろん限りある雑誌のページ数くらいではこの2人の全貌を完全に網羅することはできない。
今回のハードスタッフは林直人の全貌とまではいかないけれども、かなりの深層部にまで迫っているのは確かである。そして林直人のことを通して、今自分たちが聞いている音楽のこと、そういった音楽や芸術や映画や書籍や文化などを選択してきた自分という存在の意味も、一部分かもしれないけれども、必ずこの特集記事の中に見つけることができる。
林くんが亡くなって5年。この本はひとつのシンボルになるような、そんな気がする。みんな、来月の発行を期待して待っているように。
まめぴよちゃんやそのお母さんも、地獄変くんも、ばるるさんも、犬風くんも、コンガくんも、ジュンゾくんも、利光くんも、佐々木くんも、充くんも、その先のみんなに読んで欲しい。
そして今の音楽シーンから少し離れてしまっている、例えばNASHIのコシくんや赤痢のくーちんや水玉の天鼓さんらの目にも、いつか届くことを望みたい。