2008年05月13日

52番街

こんなものを見せられると、京都で70年代を過ごした世代には、たまらない。
http://www.geocities.jp/tehgueh/jzmatch/jzmatch6/jzmatch6.html

私が一番回数多く通った70年代のジャズ喫茶は「しぁんくれーる」でも「ZABO」でもなく、「52番街」というお店だった。寺町通りを今出川から少し北に上がったところにアオイアンという喫茶店があり、その斜め向かいに1階がサンマルコというイタリアンレストランが入っていたビルがあって、そこの2階だったと思う。
もちろんSwing Streetとしてのニューヨークの52番街から店の名前をつけたのだと思うが、セロニアス・モンクの定番曲も含めてのことだったかもしれない。

どちらかというとフリージャズはこの「52番街」の近くにあったジャズ喫茶「SMスポット」でよく聞いた気がする。「52番街」ではもっぱらスタンダードなジャズやスゥィングをよく聞いた。トミー・ドーシーがお気に入りで、仲間からはけっこう軟弱呼ばわりされた思い出がある。
マスターに顔を覚えてもらって、いわゆる"常連"を目指したが、実際はどうだったろうか。

河原町では「ビッグボーイ」という、ジャズ喫茶にしては比較的大きな店によく顔を出した。もしかしたら生演奏もあったかもしれないが、自分は見た記憶がない。
「ZABO」では1979年にヘンリー・カイザーの初来日公演を頭士奈生樹くんや石橋くんと見に行ったことを覚えている。チャージはいくらだったろうか。

河原町では、ジャズ喫茶ではないが、「コニーアイランド」という喫茶店によく行った。おじいちゃんとおばあちゃんが店番をしていて、ミルクコーヒーやミックスジュースが定番のお店だったと思う。ひとりで窓際の席に座って、何時間も滞在し、本をよく読んだ。
河原町らしからぬ、古い木造の店内が窓の外の喧噪と対比的にひたすら静かに感じられ、今思い出しても至福の空間だった気がする。

大学生も後半になるとジャズ喫茶ではなく、クラシック喫茶によく入り浸っていた。
木屋町にあった「みゅーず」は近年まで営業していたらしいが閉店したらしい。
確か80年代に林くんとこのお店に入ったら、当時ボアダムズのメンバーだったバカボンがウエイトレスのアルバイトをしていてひどく驚いた記憶がある。

「ソワレ」はまだあるのだろうか。



kishidashin01 at 23:59│clip!音楽