2010年11月
2010年11月20日
自転車のこと
私が1975年から1978年まで通っていた高校は京都の郊外にあり、通学には自転車をよく使っていた。普通に走っていても40分くらいかかっていたので、けっこうな距離はあったのだろう。でも学校帰りにロック喫茶に寄ったり、レコード屋をまわるのに自転車は役に立った。
自転車は確か小学生時代に買ってもらったオンボロだったが、パーツを取り替えたり、ハンドルにテーピングしたりして、それなりにチューンナップして気に入っていたのだと思う。サイクリングの専門雑誌なども購入し、友人達と京都市内を走りまわっていた。
どういう経緯かは忘れたが、高校のクラスメイト6人ほどでツーリングに行こうという話になった。京都の隣は滋賀県で、そこには日本最大の湖・琵琶湖がある。この琵琶湖を一泊二日で一周しようということになった。宿は湖北の余呉湖の側にある国民宿舎を予約した。
ツーリングの日は朝から雨だった。待ち合わせは琵琶湖の浜大津だったが、この朝の段階で6人グループのリーダー格だった友人は出かけるのをキャンセルしてしまった。なんとなく不穏な気分のまま、5人でツーリングは出発した。
約1時間ほどで雨はほぼ止み、自転車のツーリングは快調に琵琶湖の西側を時計まわりに北上していく。
しかし途中で走るペースがだんだん違ってくる。途中で待っていても、遅れていた友人がどうしてもやってこない。後からわかったことだが、その友人はもう途中でリタイアを決め、自転車を駅に放置して電車で京都に帰ってしまったのである。
友人を待っていてずいぶん時間をロスした我々4人は琵琶湖をさらにペースをあげて北上する。しかし途中でやはりペースに差ができたのか、ひとりだけずいぶん遅れてしまった。日暮れ頃我々のうちの3人は国民宿舎に到着したが、ひとりだけが到着しない。風呂に入り、夕飯が済んでもその友人は宿舎に来なかった。
もうウトウトしていた夜中の12時ころ、宿舎の管理人さんから部屋に電話がかかってきた。遅れてきた仲間が余呉湖の近くまで来ているが道がわからないので迎えにきてほしいと電話があったので、車でピックアップしにいくという連絡であった。その電話の1時間後、雨合羽がドロドロになった友人が宿に入ってきた。
彼は行程で前輪も後輪もパンクし、先に行ってしまった我々を恨みながら、もうホイールだけのような自転車で雨の国道を走り続けたのだという。真っ暗な夜道、時折通り過ぎるトラックのヘッドライトだけがたよりだったそうだ。置いてきぼりをしてしまった我々の、そもそものツーリング計画の甘さを反省する羽目になった。
翌日も雨だった。なんとか自転車屋を見つけ、友人のタイヤを修理してツーリングは再開し」た。しかしなんとなく友情にヒビが入ったような感覚と、雨の国道を黙々と走る気持ちは暗かった。琵琶湖の東側のツーリングはなんだか気が重いものになった。
しかしその日の夕方、大津の灯りが見えた時は、琵琶湖を一周できた充実感を感じることができた。リタイア2名、そして友情にややヒビがはいったが、それでもこんなことでもやりとげた感じは30数年たった今でも覚えているような、ちょっとした自信の一部になっている。もし今の私にある、なにごともあきらめない粘り腰の取り組み方があるとしたら、それはこの自転車ツーリングの一件が支えになっている気がする。
もう自転車もほとんど乗ることはなくなったが、たまに遊びで乗車するとついはしゃいでしまう。もうツーリングするような体力も根性もないけれどね。
自転車は確か小学生時代に買ってもらったオンボロだったが、パーツを取り替えたり、ハンドルにテーピングしたりして、それなりにチューンナップして気に入っていたのだと思う。サイクリングの専門雑誌なども購入し、友人達と京都市内を走りまわっていた。
どういう経緯かは忘れたが、高校のクラスメイト6人ほどでツーリングに行こうという話になった。京都の隣は滋賀県で、そこには日本最大の湖・琵琶湖がある。この琵琶湖を一泊二日で一周しようということになった。宿は湖北の余呉湖の側にある国民宿舎を予約した。
ツーリングの日は朝から雨だった。待ち合わせは琵琶湖の浜大津だったが、この朝の段階で6人グループのリーダー格だった友人は出かけるのをキャンセルしてしまった。なんとなく不穏な気分のまま、5人でツーリングは出発した。
約1時間ほどで雨はほぼ止み、自転車のツーリングは快調に琵琶湖の西側を時計まわりに北上していく。
しかし途中で走るペースがだんだん違ってくる。途中で待っていても、遅れていた友人がどうしてもやってこない。後からわかったことだが、その友人はもう途中でリタイアを決め、自転車を駅に放置して電車で京都に帰ってしまったのである。
友人を待っていてずいぶん時間をロスした我々4人は琵琶湖をさらにペースをあげて北上する。しかし途中でやはりペースに差ができたのか、ひとりだけずいぶん遅れてしまった。日暮れ頃我々のうちの3人は国民宿舎に到着したが、ひとりだけが到着しない。風呂に入り、夕飯が済んでもその友人は宿舎に来なかった。
もうウトウトしていた夜中の12時ころ、宿舎の管理人さんから部屋に電話がかかってきた。遅れてきた仲間が余呉湖の近くまで来ているが道がわからないので迎えにきてほしいと電話があったので、車でピックアップしにいくという連絡であった。その電話の1時間後、雨合羽がドロドロになった友人が宿に入ってきた。
彼は行程で前輪も後輪もパンクし、先に行ってしまった我々を恨みながら、もうホイールだけのような自転車で雨の国道を走り続けたのだという。真っ暗な夜道、時折通り過ぎるトラックのヘッドライトだけがたよりだったそうだ。置いてきぼりをしてしまった我々の、そもそものツーリング計画の甘さを反省する羽目になった。
翌日も雨だった。なんとか自転車屋を見つけ、友人のタイヤを修理してツーリングは再開し」た。しかしなんとなく友情にヒビが入ったような感覚と、雨の国道を黙々と走る気持ちは暗かった。琵琶湖の東側のツーリングはなんだか気が重いものになった。
しかしその日の夕方、大津の灯りが見えた時は、琵琶湖を一周できた充実感を感じることができた。リタイア2名、そして友情にややヒビがはいったが、それでもこんなことでもやりとげた感じは30数年たった今でも覚えているような、ちょっとした自信の一部になっている。もし今の私にある、なにごともあきらめない粘り腰の取り組み方があるとしたら、それはこの自転車ツーリングの一件が支えになっている気がする。
もう自転車もほとんど乗ることはなくなったが、たまに遊びで乗車するとついはしゃいでしまう。もうツーリングするような体力も根性もないけれどね。
2010年11月19日
メランコフ3号
pdfファイルをダウンロードして、自分でプリントアウトして制作するフリーマガジン「メランコフ」の第3号がリリースされた。
メランコフ
埋火の見汐さんのインタビューなども掲載されているし、毎号のことだが読み応えのある内容。2号はあまりにボリュームがありすぎて、プリントアウトしているとプリンターのインクがなくなってしまうほどだったが、この第3号はコンパクトにまとまっている。
私も寄稿している。非常階段の単行本「A story of king of noise」では書かなかったことのひとつ、どうして私がノイズという演奏に至っているのかという根元的な部分を書いたつもり。興味がある方はダウンロードして読んでみてください。
メランコフ
埋火の見汐さんのインタビューなども掲載されているし、毎号のことだが読み応えのある内容。2号はあまりにボリュームがありすぎて、プリントアウトしているとプリンターのインクがなくなってしまうほどだったが、この第3号はコンパクトにまとまっている。
私も寄稿している。非常階段の単行本「A story of king of noise」では書かなかったことのひとつ、どうして私がノイズという演奏に至っているのかという根元的な部分を書いたつもり。興味がある方はダウンロードして読んでみてください。
2010年11月18日
JOJO広重・第二十一回東京鑑定会・2010年12月開催のお知らせ
JOJO広重・第二十一回東京鑑定会・2010年12月開催のお知らせ
アップリンク・ファクトリー前「TABELA」での鑑定会、おかげさまで毎回好評です。
本当にありがとうございます。
2010年12月は以下の日程で開催します。
希望の方はご予約ください。
<場所>
渋谷・アップリンクファクトリー前・レストランTABELA
地図はこちら↓
渋谷・アップリンクファクトリー
<日程>
12月23日(木・祝) 13:00-13:30 (他のコマは埋まりました)
12月24日(金) 15:00-18:00 (他のコマは埋まりました)
12月25日(土) 12:00-15:00
<料金>
30分5000円、1時間10000円(1時間を少し超えても超過料金はいただきません)
時間内なら何件でも占います。2名1組で来ていただいてもかまいません。
3名以上同時は不可能です。ご了解ください。
お名前、生年月日、希望の日程と時間、鑑定時間30分 or 1時間の希望をメールください。
futuredays@mail.goo.ne.jp
例えば鑑定内容がご自身の恋愛運の1件のみなら30分くらいで収まりますが、ご家族の運気や病気など内容が広がりますと30分ではなかなか難しいです。そのあたり内容によってはご相談ください。
ご希望の日程と時間に添うようにしますが、予約が重なった場合、調整をお願いする場合があります。ご了解ください。
ではご検討よろしくお願いします。
JOJO広重
アップリンク・ファクトリー前「TABELA」での鑑定会、おかげさまで毎回好評です。
本当にありがとうございます。
2010年12月は以下の日程で開催します。
希望の方はご予約ください。
<場所>
渋谷・アップリンクファクトリー前・レストランTABELA
地図はこちら↓
渋谷・アップリンクファクトリー
<日程>
12月23日(木・祝) 13:00-13:30 (他のコマは埋まりました)
12月24日(金) 15:00-18:00 (他のコマは埋まりました)
12月25日(土) 12:00-15:00
<料金>
30分5000円、1時間10000円(1時間を少し超えても超過料金はいただきません)
時間内なら何件でも占います。2名1組で来ていただいてもかまいません。
3名以上同時は不可能です。ご了解ください。
お名前、生年月日、希望の日程と時間、鑑定時間30分 or 1時間の希望をメールください。
futuredays@mail.goo.ne.jp
例えば鑑定内容がご自身の恋愛運の1件のみなら30分くらいで収まりますが、ご家族の運気や病気など内容が広がりますと30分ではなかなか難しいです。そのあたり内容によってはご相談ください。
ご希望の日程と時間に添うようにしますが、予約が重なった場合、調整をお願いする場合があります。ご了解ください。
ではご検討よろしくお願いします。
JOJO広重
2010年11月17日
卵
早川義夫+山本精一+JOJO広重のライブは2011年3月27日とずいぶん先の話だが、このイベントタイトルは「球面三角」というもので、これは私の発案によるものだ。
球面を3人の線が交差して三角形をつくる、そんなライブにしたいという思い。
もうひとつは倉多江美の短編作品のタイトルでもあるのだ。
私が倉多江美の「球面三角」を読んだのは1970年代中盤で、早川さんのソロやジャックスを熱心に聞いていた時代でもある。
この作品はとても不思議な内容だ。
人間は卵から生まれたとする説話があり、卵に再生の意味を見いだしたという伝説がベースになっており、それとクラスメイトの謎の失踪と死、再生を描いた作品で、倉多江美の全作品の中でもかなり異色、後の名作「エスの解放」や「原形質」につながる、ちょっとSFチックな内容だった。
人が卵、つまり入り口のない容器から生まれるという説はかなりおもしろいし、かぐや姫、桃太郎のような昔話を持ち出すほどもないように、日本にもいくつか民話の形で伝承されている。
卵の語源は、魂の「たま」からきているのだろうか。
こんなことを考えながら、私も本棚から古いコミック単行本を取り出し、ついつい倉多作品を読み返してる。
球面を3人の線が交差して三角形をつくる、そんなライブにしたいという思い。
もうひとつは倉多江美の短編作品のタイトルでもあるのだ。
私が倉多江美の「球面三角」を読んだのは1970年代中盤で、早川さんのソロやジャックスを熱心に聞いていた時代でもある。
この作品はとても不思議な内容だ。
人間は卵から生まれたとする説話があり、卵に再生の意味を見いだしたという伝説がベースになっており、それとクラスメイトの謎の失踪と死、再生を描いた作品で、倉多江美の全作品の中でもかなり異色、後の名作「エスの解放」や「原形質」につながる、ちょっとSFチックな内容だった。
人が卵、つまり入り口のない容器から生まれるという説はかなりおもしろいし、かぐや姫、桃太郎のような昔話を持ち出すほどもないように、日本にもいくつか民話の形で伝承されている。
卵の語源は、魂の「たま」からきているのだろうか。
こんなことを考えながら、私も本棚から古いコミック単行本を取り出し、ついつい倉多作品を読み返してる。
2010年11月15日
『球面三角−早川義夫・山本精一・JOJO広重−』決定!
『球面三角−早川義夫・山本精一・JOJO広重−』
supported by 龍宮ナイト
日時 2011/03/27 (日)
場所 名古屋 今池 得三 http://www.tokuzo.com/
時間 開場 17:00 開演 18:00
料金 前売り 3000円 当日 3500円
※当日は終演まで得三内全面禁煙になります。
ご協力よろしくお願い致します。
出演者(敬称略)
○早川義夫+熊坂るつこ(アコーディオン)http://www15.ocn.ne.jp/~h440/
○JOJO広重 http://noise.livedoor.biz/
○山本精一 http://www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj/
問い合わせ
龍宮ナイト ワカメまで http://www.ryugu-night.com/
supported by 龍宮ナイト
日時 2011/03/27 (日)
場所 名古屋 今池 得三 http://www.tokuzo.com/
時間 開場 17:00 開演 18:00
料金 前売り 3000円 当日 3500円
※当日は終演まで得三内全面禁煙になります。
ご協力よろしくお願い致します。
出演者(敬称略)
○早川義夫+熊坂るつこ(アコーディオン)http://www15.ocn.ne.jp/~h440/
○JOJO広重 http://noise.livedoor.biz/
○山本精一 http://www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj/
問い合わせ
龍宮ナイト ワカメまで http://www.ryugu-night.com/