2009年01月

2009年01月31日

2009年のUltra Bide

ベアーズで「アルケミー・ソノックマニア09」。

前回の「アルケミーサマーソニック」に引き続き、占いコーナーは盛況、今回は平成生まれの若い方も鑑定させてもらった。楽しかったな。またもや時間切れで待ち切れなかったお客さんもいらっしゃった模様、すみませんでしたね。また心斎橋の占いのお店「Future Days」にいらっしゃってください。ライブの日以外はたいがいはいますので。

この日の出演バンド、占いが長引いてほとんど見れなかった。みんながんばってアルケミーやゆかりのバンドのカヴァーしてくれていました。みんな、ありがとう!
たくさんのお客さんもありがとう。奇形児のヒロシくんも来てくれていましたね。まめぴよちゃんやひろみお母さんにもずいぶん久しぶりに会った気がする。

ウルトラビデのライブはいくつか機材トラブルもあったけれど、なんとかこなせたかな。個人的にはあっという間のライブでした。夢の中にいるようなそんな気分。
不思議なライブでした。
2月14日高知、がんばります!


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!ライブ 

2009年01月30日

30年、4649!

どんなものでも30年使うと、魂が宿るという。

机でも、食器でも、30年使えば命が宿るのだ。

ウルトラビデは1978年11月結成なので、明日の再結成は30年を超え、31年目ということになる。
魂は、我々の音楽に宿っているだろうか。

我々の友情に、命は宿っているだろうか。


今日は最後のスタジオ練習。
今までで一番4人の呼吸が合った練習だった。

明日のライブ、もちろんノリノリの演奏になるけれども、歌詞もしっかり聞いて欲しいな。
我々の歌には、きっと魂が宿っているから。

明日の、ジ・オリジナル・ウルトラビデ、よろしく!



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2009年01月29日

とうめいな、ほんとうにとうめいな

Pヴァインよりとうめいロボのアルバム「とうめいなじかん」のサンプル盤が送られてきた。
ブックレットはちひろちゃんの手によるものだが、本当にかわいいデザイン。
なんか、とても売れそうな予感がする。
みなさんもぜひ2月6日の発売をお楽しみにしていてください。
とてもすてきな、いいアルバムだなあ。
ほんとうにCDを聞いている間は「とうめいなじかん」に包まれることうけあいです。
とうめいな時間
とうめいな時間



徳島の小西さんから電話。
先日私がblogで取り上げたMくんの書き込みについて、彼に対する応援のメッセージを書いたので彼に転送してほしいと依頼をうける。
小西さんの力のこもったメッセージ、Mくんには前向きになれるきっかけになりそうな気がする。お忙しいのに、小西さんありがとうございます。私も嬉しいです。


土曜日、アルケミーの冬ソニ、なんだか雨の予報もあり(たぶん金曜日〜土曜日の朝が雨で本番時はもうあがっている気がするが)、準備モロモロ。
フリマ出店のみなさんは商品の準備を、出演バンドの方々は練習をがんばってください。私もがんばります。

当日は私はフリマの時間帯に占いコーナーも出しますので、そちらもよろしくお願いします。今回は整理券も発行します。

2月1日からは心斎橋・アメリカ村に「Future Days」という名前の占いのお店をオープンします。チラシがあがってきたので、これも土曜日のイベントで配布しますね。
大阪では珍しい断易を中心にした占いのお店なので、こちらもご期待ください。私以外にも男性&女性のふたりの占い師がいます。土曜日のアルケミー・ソニックマニアに来れなかった方は、こちらに来ていただければOKです。
お店の名前はもちろんCANのアルバムタイトルからの拝借ですが、占いは未来を見るものだと思うので、ちょうどいいかな。

2月に福岡にライブで行きますが、当日のライブ前に占いコーナーをライブハウスの近所でできるかもしれません。九州の方、よろしくお願いします。
ほかにもライブの予定が続々進行中。まだオープンに出来ないのもあるけれど、東京もいくつか入りそうです。近日UPしますね。




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2009年01月28日

京都でトーク

東京からの帰り道、京都で下車して「ジャポニカ」というレコードショップ+カフェのような場所でHIDEくんとトークイベント。

確かこのあたりに「スタジオMU」という練習スタジオがあったはず、と思いきや、お店の方にきくと数年前になくなったとのこと。そうでしたか。

トークイベントとかやると、いつも80年代のハードコア連とどんな過激なライブをやったのかとか聞かれるのがけっこううんざりなんですが、今日はそういった質問は一切なかったなあ。
いきなり第一声が「生きるとはどういうことだと思いますか」とかいうお客さんからの質問で、最後は「愛とはなんですか」みたいな質問だったので、哲学的な質問がなんだか多かったような、でもやっぱりHIDEくんのトーク炸裂みたいな、HIDEくんがしゃべりたくて私はダシに使われた気がしないでもないですが、まあ楽しかったです。(笑)

11時17分発大阪方面行き阪急電車にも乗れました。スタッフの方、ありがとうございました。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!ライブ 

2009年01月27日

Kちゃんと再会

その昔、スズキジュンゾくんと音楽をやっていたKちゃんにお願いごとがあり、明大前まで来てもらった。無理をお願いきいてもらい、感謝感謝。

『ライブハウスで演奏して、お客さんが入って、ライブハウスのスタッフの人も喜んでくれて、お客さんも楽しんでくれて、自分たちもすごくいい演奏ができて。そういうライブがずっと続けばいいなと思う』

そんな彼女の願いをきいて、なんだか心が明るくなった。

がんばって、Kちゃん。毎回はそんなにはうまくいかないかもしれないけれど、そんな気持ちにみんながなるようなライブの瞬間は、きっとくるよ。

願うこと、願い続けること。
そう、そのこと。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常 

2009年01月26日

東京の空

東京に来てPSFに。
生悦住さんと最近の話を少し。
東京も相変わらずですね。

PSFも今年で25周年。
モダーンミュージックは開店29年目だという。
生悦住さんももう還暦のはずだ。

お互い、長くこの仕事してますねえ。


kishidashin01 at 20:01|Permalinkclip!日常 

2009年01月25日

うた時計

きりん館閉店のことから、新美南吉の「うた時計」という話を思い出してしまった。
この話は新美南吉の話の中でも、格別に好きな話だ。
未読の方はここから読めますよ。
うた時計

レンという子供の名前のくだりだけで、もう泣いてしまう。

そうそう、昨夜はベアーズでばるるさんに会った。旧ムーミンの「顔をなくしたニンニ」の話がYouTubeで見れますよという情報をいただく。

これですかね。
情報ありがとうございます。また時間のある時にゆっくり見せていただきます。
旧ムーミン、全話見てみたいなあ。


kishidashin01 at 12:08|Permalinkclip!読書 

2009年01月24日

きりん館閉店

京都・百万遍にあった児童書専門店「きりん館」が昨年末で閉店していた、という情報を友人からもらい、ショックをうける。
きりん館

きりん館は大好きな本屋さんだった。
たしか私が高校時代、1976-77年くらいにオープンした児童書専門店で、学校帰りに自転車でよく通った。
日本の作家のものはもちろん、海外作家の児童文学も幅広く品揃えされ、絵本もたくさんあった。知育玩具、児童教育者のための専門書、保育の専門書もあり、お店に行くとたいがい子供連れのお母さんの姿をみかけた。
店内には聞こえるか聞こえないかのボリュームで、アンビエントな環境音楽がかけられていた。おそらくはお店の経営者は児童教育者のOBの方だったように思う。
大学の頃も、また京都を離れてからも、京都に戻って時間のある時にはお店をのぞいたりしていた。

最後にお店に伺ったのは2005年だったと思う。

お店を閉店するにはいろいろな気持ちがあることはよく知っているし、閉店するお店を惜しむほど自分はその店で商品を買っていたのかと自責の念を持つのも必須だけれども、このきりん館は私の理想のようなお店だっただけに、やはり残念だ。

2000年にアルケミーブックストアを京都に開店(2003年に閉店)した時も、この本屋を足がかりにいずれはきりん館のような素敵な児童書専門店を開く夢も持っていたが、実現しなかった。

シェル・シルヴァスタインの「大きな木」や今井誉次郎の「たぬき学校」を買ったこと、新美南吉の本をここでたくさん買ったことなどを思い出す。



今日は夕方からなんばベアーズへ。
埋火のライブを見て、やはり少し感傷的な気持ちになる。
見汐さんの歌は、新しいのに、懐かしい歌だ。
シガちゃんのコーラス、本当にきれいだね。



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常 

2009年01月23日

19才のウルトラビデ

『男は19才がすべてだ。19才の時に考えていたことを、一生かかってするのだ』とは三上寛さんの言葉だが、私にとってもそうで、19才の時にウルトラビデを結成し、螺旋階段を結成し、非常階段を結成した。インプロ、歌、ノイズという、その後の自分自身を成立させているすべての要素が、19才の時にスタートしている。

中でもウルトラビデは、飛び抜けておもしろい。今月の再発CD「ジ・オリジナル・ウルトラビデ」の新ライナーノーツの中で美川氏も書いてくれているが、こんなに面白いもの、そうそうあるもんじゃない。

メンバー全員は18-19才だったはずで、BIDEもコウイチロウもTaiquiも私も、よくもまあと思うほどヘンな音楽に異常に詳しかった。インターネットなどない時代に、どうやって情報や音源を集めたのかはもう記憶がさだかではないが、今で言えばまめぴよちゃんのアマチュアロックバンド通を、海外のヘンテコ音楽に対して10倍くらいマニアックにしたやつらが4人集まったと思ってもらいたい。

まあそんなやつらが演奏するロックがまともなわけがない。だから2009年の今現在聞いても、まだまだおもしろい。自信を持って言うが、これ以上におもしろいアルバムが世の中にあるなら、ぜひおしえてもらいたい。
bidebide







The Original Ultra Bide(紙ジャケット仕様)


来週の土曜日、再結成して大阪なんばベアーズにジ・オリジナル・ウルトラビデがステージに立つ。これもできるだけたくさんの人に見て欲しいな。
2月14日には高知にも行きます。これも、四国の方、たくさん集まってください。
Iくん、ナイスフォローありがとうね!
"ULTRA BIDE"でドーーーーン!!

しかしなんでも”ドーーーーン!!”ですね、君は!(笑)

kishidashin01 at 23:58|Permalinkclip!音楽 

2009年01月22日

HUMAN GARBAGE

朝起きると、昨夜私が取り上げたblogの筆者からメールが届いていた。

なんとこの方、数年前に私を学園祭に出演させた企画者のMくんだった。
文章の前後から、我々のような音楽のリスナーかライブを見に来ているような方だろうなあとは思っていたが、こんな身近な知り合いとは。ネットの世界は広いようで狭い。

彼のメールはここには掲載しないが、実に気持ちのこもった真摯なものだった。
自分の文章が小西さんやイベント主催者に不快な思いをさせたのではという気遣いとお詫び、私へのお詫び、そして自分のblogの書き込みの中でうまく伝えられなかった部分を丁寧に書いてくれていた。

つまり彼が居心地の悪さを感じたのは自分自身の心境の立場や存在を思った上の気持ちのことであり、主催者や会場にあてたものではないこと。最後の「恐怖心」という言葉も、自分自身の進路をふまえた自信のなさを表現したものだった。

そもそもメール、blog、掲示板に書かれた文章の揚げ足をとることは、たやすい。書いた本人の気持ちとはまるで違った意味にとられることもしばしばだ。だからと言ってすべてが許されるわけではないけれども、電子文章における誤解はつきものであることは認識もしている。
だから実名で書くのだし、匿名の執筆には基本的には興味もないしどんな批判も無視できるのだ。

なのに私は、彼のblogには答えようという気持ちになった。
彼に伝えたいと思ったからだ。
「君はわからないのか」と繰り返したのは、彼にわかって欲しかったからであり、彼も同じ気持ちだったに違いないのだ。

昨夜、私がblogで書いたことで、Mくんに気持ちを伝えられた気がする。もしかしたらなにかのパワーも少しはあげることができたかもしれない。

小西さんには彼のメールを転送した。「ハードスタッフ・ナイト」の主催者にもこの気持ちを伝えるようお願いした。
彼らの懐は深い。きっとMくんの気持ちをわかってくれるに違いない。

Mくん、ありがとう。
なにかのライブを見ました、よかったです、みたいな、もう何年も音楽にかかわってきているくせに本当の気持ちのひとつも書かない、ろくな感想も書けない、音楽のマニアックな部分のみにこだわってるblogが多い中で、君のような本当に思った気持ちを書くblogは何倍も素晴らしいと思う。
自分をもっともっと信じろ。まだ来ない未来に恐怖を感じる必要は絶対にない。


今度東京でライブをする機会があれば、絶対に、君ひとりのために『生きている価値なし』を爆音で、轟音で、大絶叫で歌ってあげるさ。
オレたちは全員が「HUMAN GARBAGE」だからさ!覚えとけよ!


kishidashin01 at 22:54|Permalinkclip!日常