2015年07月18日

六本木でライブ/Matomos

六本木スーパーデラックス、多数来場ありがとうございました。こういったノイズ・アヴァンギャルド系のライブで来場者が200名超えるのは本当に嬉しい。ノイズも即興もアヴァンギャルドもアイドルも同じ地平で、同じ音楽としてみんなが楽しんでくれているのは、私みたいに長くアンダーグラウンドと呼ばれるシーンで活動してきた輩にとっては、夢のような到達点です。出演者、スタッフ、来場者のみなさんに感謝感謝です。

今回は「あヴぁ階段」として、アイドルグループのあヴぁんだんどとJOJO広重+T.美川が合体、1曲だけのスペシャルなセッションを行いましたが、すごくいい感じでした。彼女たちのテンションと我々のノイズが融合していく様は感動的でした。またぜひ近いうちにあヴぁ階段またやりたいですね。
あヴぁんだんどは6月に見た時よりダンスも歌もうまくなっていて、やっぱり若い子たちは短期間に急激に成長する様を見せつけてくれました。もっともっとビッグなアイドルになると思います。頑張ってね。応援します。

MATOMOSはアメリカの片田舎の時代から非常階段のファンでいてくれて、今日日本で憧れのノイズアーティストと共演できて嬉しいと、MCで言ってくれました。時にはダンサブルなエレクトロビート、そしてノイズ、まるで第五列のようなアブストラクト、最後はクラスターがノイズを吸収して2015年に舞い降りたような、非常にレベルの高いエレクトロミュージックを聞かせてくれました。すごい、本当にすごい演奏でした。

JUNKOさんと、康くん、中村としまるさんらのセッションもすごかった。非常階段とはまた違う、非常にインテリジェントなノイズにJUNKOさんの絶叫がからまって、阿鼻叫喚の世界でしたね。すごかった。

JOJO広重+ドラびでお+ジェフ・キャリーは、リハの時はアンプやモニターのバランスが心配でしたが、本番は絶好調となり、低音がブイブイうなる轟音セッションになりました。楽しかった。いいライブでした。

ノイズの未来は明るい。そう思えた一夜でした。またいつかどこかで!


kishidashin01 at 23:59│clip!ライブ