2014年01月28日

夢のお話

夜中に見る夢は現実的なものが多い。
時々はあの世の夢もあって、もう亡くなった友人たちと会う時もあるが、ほとんどは実際の生活の延長のような夢だ。

昨夜は自分の親と、子供の頃に住んでいた家が出てくる夢で、私の私物を父親が勝手に処分してしまい、自分の部屋は汚い物置場所になっていてショックをうけるという夢だった。

子供の頃はウルトラマンなどに出てくる怪獣が好きで、ブルマークのソフビをたくさん集めていたが、小学生の高学年になった頃、父親にまとめて処分された思い出がある。
もう年齢もいってきたのにこんな人形で遊んでいるのはなさけない、という気持ちだったのだろうが、自分の中では大切にしていたコレクションであったために、号泣した記憶がある。

大切なものを失うのは、大人になってもつらい。
その後、金銭面の苦労から集めたコレクションを処分することは何度もあったし、つらい別れも何度もあった。
でもいまだに、その小学生の頃の父親との一件が深層にあるのかなと、ヘンな夢を見たあとはいやな気分になった。

まだ両親は健在だが、いつか別れは来る。
生きるとは死とはいったいなんなんだろう。
失意や別れはいったいなんなんだろう。
いまだにわからないでいる。




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