2014年01月10日

アンハッピーエンデイング

音楽よりも小説のほうが奥が深いのではないか。
そう思える瞬間は何度もある。

昔からアンハッピーエンドな話が好きで、例えばテレビ番組なら「怪奇大作戦」「木枯し紋次郎」はとても好きな作品だった。全話、アンハッピーエンドである番組は、テレビドラマ史上この2本しかないのではないかな。

原作の、笹沢佐保の「木枯し紋次郎」は全部読んだ。これがまた凄惨な話が多く、登場人物がほとんど全員死んだり、信じられると思った人物に裏切られたり、助けてくれた恩人を殺すことになったり、善良な人はことごとく悲惨な死に方をしたりと、いったい笹沢佐保は人間のなにがそんなに憎いのか、と思えるほどだ。
しかし、内容は素晴らしすぎるほどに素晴らしい。
絶望は深ければ深いほど、いいなあ。

もっとこんな話が読みたい。
ただただ陰惨なだけの、血まみれなだけの愚作はいらないが。


kishidashin01 at 23:59│clip!読書