2011年10月23日

テラー博士の恐怖

昨夜、1960年代のホラー映画、「テラー博士の恐怖」をビデオで見てみた。

この映画、子供の頃に父親とテレビ放送で見た記憶がある。
深夜電車に乗り込んで同じコンパートメントになった6人の中年の男。
うちのひとりがタロットカードをつかってほかの5人の運命を見る、というオムニバス仕立てのストーリー。狼男、吸血鬼、なぞの植物、ブードゥの呪いなどユニークなホラー話とタロット占いは子供心にワクワクした記憶がある。

一番記憶に残っているのは美術評論家が作家を酷評、その仕返しを受けてノイローゼになり、作家を車ではねて殺そうとする。作家はその事故で右手を失い作家生命を奪われるが、その手が評論家を殺しにやってくるストーリーで、今見直して見てもよく出来た内容だった。

クリストファー・リー、ピーター・カッシング、ドナルド・サザーランドなど出演陣も豪華だが、日本版DVDは発売されていない模様。私もVHSのビデオソフトを持っているだけだ。
ぜひDVD化を期待したい。





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