2010年09月27日

昨夜のライブのこと

昨夜の東大駒場学内で行われたライブイベント「東京ボアダム」、非常階段で出演させてもらったけれど、大学内のイベントとあって、客層が圧倒的に若かった。ほとんどが20代だったんじゃないかな。

東大のイベントだからといって東大生ばかりではない。
いや、運営スタッフすらボランティアや有志のメンバーで構成されていたようで、実際の東大生のほうが少なかったのではないかな。
おそらくwebで呼びかけ、自主コンサートを作り上げようという動きがあったのだろう。私はゆーきゃんの紹介でこの「東京ボアダム」に出演させてもらったが、ゆーきゃんが10年近く前から京都で「ボロフェスタ」をやはり有志による自主企画で運営を行っていたから、なにかアドバイス的なこともしているのかもしれない。

おもしろいものは自分たちで作るんだ。
そういう姿勢はいいね!

『なにかおもしろいことないかな』なんて言って、待っているばかりじゃだめだ。おもしろいことは、自分で動いて、自分で見つけたり、自分でつくるものだよ。「東京ボアダム」のスタッフたちは、それをよくわかっているんじゃないかなあ。

非常階段は1979年の夏に結成。もう結成31年を過ぎて、32年目に突入しているバンドだ。
昨日見に来てくれたお客さんの半分くらいは非常階段のライブ初体験だったと思うけれど、どうだった?おもしろかったかい?
少々ケガくらいはしたかもしれないし、服も汚れたかもしれないけれど、非・日常のエンターテインメントだったろ?
オレたちは君らが生まれる前からこんなことをやっているよ。
そして2010年の今も現役で続けている。
オレは51才だよ。もしかしたらお客さんの何人かは私の半分の年齢だったろう。

でもね、君らの企画した、そして足を運んだライブイベントでトリをつとめさせてもらっているよ。君たちといっしょに大暴れして、汗かいて、絶叫して、爆音のノイズをかまさせてもらった。
こんなに嬉しいことはないねえ。

東大生でも東大生でなくたってかまわないけどさ、これからの未来は間違いなく君たちが作っていくのだ。
しかしきっと壁にぶち当たる。失望して、なにもかも嫌になる時がきっとくる。
もうどうしようもないと思うことがきっとある。
そんな時は昨日のライブを思い出してくれ。

君らの倍くらいの年齢のおっさんが金属バットにマイクをガムテープでくくりつけて客とともに絶叫し、SGのギターを振り回して粉砕、爆音阿鼻叫喚にまぎれて客席でおしっこまでして、アホとノイズの極みをぶちかましたのだ。
これを思い出したら、どんな絶望だって乗り切れるさ。どんなに世の中がおかしくなっても、腐っても、思い通りにいかなくても、これほどの非・日常はまずないよ。それを君らは体験したのだよ。
どんなことだって、なんだって乗り切れる。絶対に。


動け。叫べ。走れ。飛べ。
ノイズってのは、そういうことなのさ。


kishidashin01 at 23:59│clip!ライブ