2010年08月04日

自選本


「ディスクユニオンカタログ」というディスクユニオンの通販冊子があり、そこの連載記事に『読書のすすめ』というアーティストが書籍を語るコーナーがあるという。

私が読書好きであることを知っているユニオンさんのスタッフがおられたのだろう、掲載は次号か次々号かわからないが、私の自選本について取材インタビューをされることになった。

サンプルで送られてきたカタログには、バッファロー・ドーターの山本ムーグさんが、特に音楽関連書籍を取り上げられて、楽しく話されている。

私も非常階段の単行本も出ることだし、そのあたりを宣伝するべきか。
でもどうせ本の話をするなら、自分の好きな愛読書について語りたい気もする。
こういうことで悩むのは楽しいね。

でも、ついつい本棚から本を取り出すと、読みすすめてしまう。

ああ、ほらほら、木枯し紋次郎が、唯一信じた知恵遅れの女の子にだまされて死線をさまよう壮絶な話を読み始めてしまった。
もうとまらないよ。

木枯し紋次郎〈7〉―木枯しは三度吹く (光文社文庫―光文社時代小説文庫)木枯し紋次郎〈7〉―木枯しは三度吹く (光文社文庫―光文社時代小説文庫)
著者:笹沢 左保
販売元:光文社
発売日:1997-07
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kishidashin01 at 17:24│clip!読書