2010年04月02日

なんでもないつぶやき

twitterにどんどん音楽の仲間や、音楽以外の仲間ともフォローの関係が増えている。

もしかしたらブログはもう古い、これからはtwitterだ、と、ブログ更新ペースをおとしたり、完全に移行した方もいるかもしれない。
私は両立を目指したいと思うし、ブログでの文章や情報の提示の仕方と、twitterのそれとは微妙に違うかもしれない。

今はPCを持たず携帯ですべてを行っている世代も多いだろうし、これからはiPhoneのような、ネットを中心に据えた携帯がもっと普及するのだろう。

もちろん全部は移行しない。ただ、書き手や作り手はそれぞれのフォーマットに対応していく必要があるかもしれない。まあどういったスタンスで表現するかにもよるし、人によっての生き方に差異があるように、もっと別のフォーマットで表現していく人もいれば、まるで違う人も出てくるだろう。そもそもtwitterにしたところで数年で衰退するかもしれない。

もちろん誰でもが発信できるのだけれども、おもしろい文章を書く人間は限られているし、表現にしても内容にしても時代時代があり、またどこかに収束していく時期はくると思う。
なにかをする側、それを受ける(見る、聞く)側、という状況が完全に混濁することはないのではないかな。
こちらは負けずに時代についてゆき、おもしろい文章を書き続けるしかないのだけれども。

でも、なんでもない人のなんでもないつぶやきに、とっても光るものがある時もあるんですよね。
そういうのを見つけるのは、とてもうれしい瞬間だ。

だからデモテープも、全部1回は聞きます。
実際、おもしろいものに出会った時もあるしね。BIG PINE "psychedelic photoshop"なんてのは、そっと渡されたCDRがあまりにすばらしくて、それで応援してしまった例だ。
BIG PINE "psychedelic photoshop"

山家暁子さんとの出会いだって、彼女が恥ずかしそうに手渡してくれたCDRがきっかけだしね。

だから何度読み返しても『デモテープは全部捨てているから聞いていない』『(苦笑)』というのはやはりいい気持ちはしないなあ。
そういう人には、なんでもない人のなんでもないつぶやきは、必要ないんだろうな。私はそうじゃない、それだけは言っておきますね。


kishidashin01 at 23:59│clip!日常