2009年12月12日

アナキストに煙草を

アナキストに煙草を (Garageland Jam Books)アナキストに煙草を (Garageland Jam Books)
著者:ミック ファレン
販売元:メディア総合研究所
発売日:2009-11-05
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MC5 Japanの管理人、赤川夕起子さんから彼女が翻訳したミック・ファレンの著書「アナキストに煙草を」を送っていただいた。450ページを超える超ボリューム。
内容は60年代からロック界でゴロまくミック・ファレンの自伝的小説で、レッド・ツェッペリン、ホークウインド、モーターヘッド、ピンク・フロイド、MC5など、イギリス・ロックの光と影と影と影と影がうずまく世界をかいま見せる、実録・ロックヤクザの伝説、といったところか。

いや、しかし、おもしろい。まだもちろん読中で当分読み終わりそうにないが、ドス黒いアングラロックの毒素満点の内容だ。
例えば私が裸のラリーズ、村八分、外道、頭脳警察、ロストアラーフからワーストノイズ、スターリン、OUTO、ZOUO、ガセネタ、ハナタラシ、非常階段、さらにRAPES、アウシュビッツ、マーブルシープ、ホワイトヘブン、ハイライズなんかについて実名と実話で当時の話を交えながら"TROUBLE COMING EVERY DAY"な展開の単行本を書けばおもしろいに決まっている。

私のコラム「こころの歌・最後の歌」でデヴィアンツの「Human Garvage」をとりあげたことがある。赤川さんはこのコラムを読んでくれたのだろう。私もこのコラムの文章は気に入っている。

ウソだってつくし、むかつけば殴るし、約束もたまには破るし、女くらいは泣かすし、酒も飲むからにはクスリだって打つだろう。ロックなんて、人間のクズが演る音楽だからな。でも、涙だってながすことも、ある。男なんて、そんなもんだろう。期待はするんじゃないぜ。でも、捨てたもんでも、ないぜ。

この本、ロックの深い部分を好きな方に、超オススメです。
もちろんジュンゾくん、ナカヤさん、あんたらは買わなきゃあ!


kishidashin01 at 23:53│clip!読書