2008年11月16日

織田版・椿三十郎

ようやく織田裕二版「椿三十郎」を見ることができた。
椿三十郎 通常盤
椿三十郎 通常盤


もちろん黒澤明版「椿三十郎」は超のつく傑作で、それを同じ脚本で、現代の役者でやること自体かなり無謀な挑戦。おおかたの映画ファンは「No!」を突きつけたのかもしれない。

ああ、でも映画はいいな。
そう思える作品でした。

ほとんど展開もセリフも一緒だが、ラストの決闘シーンは違っていた。
そして、それでよかったのだと思う。

「椿三十郎」は素晴らしい娯楽映画だが、それでいて深い人生観、死生観が横たわっている。それは新作でも、いっしょだ。


例えば剣をギターに置き換えれば、おのれは抜き身だろうか、鞘に収まっているだろうか。


黒澤版はこんな映画です。
http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/Tubaki%20Sanjyurou.htm
まだ見ていない人は、ぜひ!


kishidashin01 at 23:36│clip!映画