2008年07月17日

星野ジャパン

ここのブログをお読みの方のほとんどの方はどうでもいいかもしれないが、オリンピック出場の野球日本代表24名が選出された。

予想通りオリックスからは1名も選ばれなかったが、広島からも1名も選ばれなかった。「日本野球の最強メンバー」と星野監督が語るたびに、オリックス&広島ファンはさぞ悔しかろうが、なんの、オリンピック期間中のレギュラーシーズンで、骨抜きになった他チームを叩きまくってシーズン3位をねらえばよい。

岩隈でなく上原を選んだ選択が、凶と出るか吉と出るかわからないが、短期決戦での投手起用が勝敗を分けそうだ。

キューバ、アメリカの戦力がわからないが、この2国のチームに勝たないと話にならない。日本はアマを1人も選ばず、オールプロ野球でいどむメンバーだけに、もう勝つことが必至のような雰囲気だが、そもそも、野球というスポーツは世界規模ではマイナースポーツで、2012年のロンドン五輪では正式種目から外されることも決定している。プレイされている国が少なすぎるのである。アメリカとキューバ以外は、世界的にはどうでもいい種目であることは間違いない。
アメリカはシーズン中を理由にメジャーリーガーが出てくることはないが、マイナーリーガーでも十分強いだろう。

まあ、日本人的には最低限銅メダルはとってこい、というのが日本国民的&社会経済効果的な要望だろうが、果たしてどうだろうか。負ければ叩かれ、選手選択や起用法でボロクソに言われるだろう。しかし金メダルでもとれば、国民栄誉賞ものなのだろうか。

日本のスポーツ文化の軽さを見る思いでもあるが、オリンピック開催中は野球に限らず、また日本のみにこだわらず、世界のスポーツアスリートを素直に応援したいと思う。純粋さだけなら日本には高校野球があるからね。


kishidashin01 at 23:10│clip!日常