2008年05月12日

雲のむこう、約束の場所

新海誠の「雲のむこう、約束の場所」を見る。

この作品にはまる人ははまりそう。
10代の青春や初恋に強烈な思い入れがあり、ガイナックスやジブリのその後の世代という気がするが、まあそんなにナナメに見なくても、十分に楽しめる。

男ふたり、女ひとり、飛行機を飛ばす夢。
そんな設定はありふれているけれども、ありふれているからこそ、多くの人のセンチメンタリズムをゆさぶるのかもしれないとも思う。

しかし今の若い人々も、こんなに純に人を思ったり、好いたりしているのだろうか。
ほんとうに?

好きということの単純さには、その若さにはかなわないものがあるけれど。

「ほしのこえ」も一緒に見たが、こちらはもっとガイナックスかな。
「秒速5センチメートル」も後日見ようと思う。

雲のむこう、約束の場所


kishidashin01 at 23:59│clip!映画