2008年02月26日

ロックスオフ

「ロックスオフ」と聞いて法政大学の音楽企画団体を思い出しているようなのはもうオッサンの証拠かもしれないが、「ロックスオフ」とはシンコーミュージックから出版されている邦楽版「DIG」のような季刊の音楽雑誌である。

で、その「ロックスオフ」Vol.4が昨日発売された。
ROCKS OFF VOL.4 (シンコー・ミュージックMOOK)

佐井好子さんのインタビューが掲載されていることもあり、私が今回の新作「タクラマカン」とライブ音源集「佐井好子LIVE1976/79」、さらに過去の4作品「萬華鏡」「密航」「胎児の夢」「蝶のすむ部屋」の計6枚のアルバムレビューを書いている。
当然掲載誌が送られてくると思っていたが、今日現在届いていないので、しかたなく書店で探しました。送ってくださいね。(笑)

佐井好子さんのインタビューをしているのは川村恭子さんという音楽評論家で、もしかしたら80年代にラジオで「サウンドストリート」という番組でDJをされていた方かもしれない。間違っていたらごめんなさい。
この方が佐井好子さんのインタビューの中で、あちこちで佐井好子作品をJOJO広重がよく(というかほとんどを)紹介していることを不思議に思うということを書いているくだりがあるのだが、その文章の中でどうも非常階段の過去メンバーだった谷口氏にこの川村さんは会ったことがあるような内容を書いておられる。

谷やんかー、と、懐かしく思う。
おもしろい人だったな。

私は今月発売された佐井好子CD6枚のうちの5枚のライナーノーツを書いている。その上まだこの誌上でアルバムレビューを書くのがどうかとも思ったが、自分で言うのもなんだが、この雑誌で書いた文章は自分でもよく書けていると思う。


1982年、大学を卒業する時に私は会社には就職しなかった。景気が良い時代で、同級生のほとんどは有名企業に就職したか、もしくは家業を継ぐものがほとんどで、私のようにたいした保証もなく起業するような人間はあまりいなかった。なので、ゼミの先生も仲間もずいぶん心配してくれた。
たぶん、ゼミのクラスの最後の教室の日だったと思う。
自分も非常階段だなんだと、一般には説明できるようなことはなにもしていなかったし、実際それが仕事にできるとは思っていなかったので、その場をつくろうような意味で「音楽雑誌に原稿を書いたり、レコードのライナーノーツを書くような仕事をします」と、起立して、みんなに話した。その時はそんなことが出来るようになるとは、実は思っていなかった。

でも、この日のことは今でもよく覚えている。
この年齢になって、音楽雑誌に原稿を書くこともアルバムのライナーノーツを書くことも本業にはしていないけれども、少なくともあの日話したことがウソにならなくってよかったなと、少しは思っている。

rocksoff


kishidashin01 at 23:59│clip!読書