2007年10月26日

須原くんと話す

AMSの関西NO WAVE展も佳境。今日はギューンカセット主幹の須原くんに来てもらってトークイベント。

私が須原くんを知ったのは80年代半ばで、しかし今日はそれ以前の、彼が1981年のスタジオあひるに突然段ボールのライブを見に来た話、友人とノイズ音楽のカセットを録音していた話など、彼のエピソードをいくつか聞けた。80年代の大阪や京都の話も、いろいろ。

映像は京都どん底ハウスでの割礼や、エッグプラントの花電車などいろいろ。
彼も話していたが、こういう古い映像を探してチェックしていたりすると、なんともいえない気持ちになってしまうのは、それも私も一緒だ。

本番前に須原くんと映像チェックの関係でIDIOT O'CLOCKの1987年の映像を流しながら見ていたが、須原くんも「これを発売したりしないんですか」とも話していたが、こういった映像を見たいという気持ちはよくわかる。
しかしそこに映る人や場所や音楽は、なんとも取り返せない事実を見せつけられて、最初はすごいなあ、いい音楽だなあと思っても、最後には切ないというにはあまりに重いものが気持ちに残り、ビデオテープを棚に戻してしまうのである。

もちろんもうこの世にいない人もいるし、もうこんな演奏は、音楽は二度と現れないということもある。しかしもっと重いものが自分に返ってくるというあたりが、古い映像の持つ底知れない意味の重圧なのかもしれない。

それでも今日はおもしろいトークとおもしろい映像を提供できたと思う。
きっと話したくなかったことも話してくれたと思う須原くんに感謝。


また、いつか、やりましょう。


kishidashin01 at 23:59│clip!音楽