2007年02月21日

哥/代書人バートルビー

メルヴィルの「代書人バートルビー」は、故・林直人くんがお知えてくれた本の中でも、とびきりイカしている1冊だった。

この本についてはいつかコラムで書くけれども、今日この奇書を思い出したのは、徳島の小西さんが最近送ってくれた、故実相寺昭雄監督に関する資料のFAXからである。

実相寺監督の1972年の映画作品「哥」は、脚本家の石堂淑朗とのコンビの作品であり、この映画は「代書人バートルビー」にヒントをえて書いた作品だったというもの。

うーん、このことは知りませんでした。

他にも故岸田森関係の資料をいろいろ送ってくださる。
今度の日曜日(2月25日)、徳島県北島町「創世ホール」で開催される『池田憲章講演会』の準備から出てきたものだろう。

徳島のウルトラマンファン、実相寺監督や佐々木守ファンは、ぜひ足を運んでくださいね。
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/event/20072.html


しかし、ナゾのような小説。
ナゾのような話、映像。
それらを創った人々。

さて。


kaiki2

kishidashin01 at 20:59│clip!読書