2010年06月

2010年06月30日

今日はすみませんでした

29日の夜8時から「アルケミーTV やくざなコミューン」試験放送の予定でしたが、放送1分前まで万全で準備していたものの、直前でustreamから接続解除されてしまいました。
その後は「The channel or IP has an applied ban」、つまり不正な放送手順を踏んだということで、alchemy_tvのIDでは放送できなくなってしまいました。

今だからこういうことが理解できているのですが、放送直前でのエラーの原因が発見できず、ハードのほうなのか、ネット環境のトラブルなのか判断に手間取ってしまいました。
事務所のPCに機材からソフトから全部インストールした後に、IDを取り直せばアクセスできることがわかったのですが、もう時間は1時間半も押していて夜9時半、事務所からの放送に踏み切ったのですが、PCが古い、映像はカクカク、色はヘン、マイクの音声はPCではメーター振れているのにネットでは音声出ず、というトラブル続きでした。

エンジェリンなど貴重な未公開映像を6本も用意したのに、満足な放送ができず、とてもくやしかったです。
8時にPC前にスタンバイしてくださったファンの方々、急遽変更したIDに追いついて視聴してくださった100名を超えた熱心なみなさん、本当にすみませんでした。

来週火曜日、再度試験放送して、再来週の本放送に間に合わせたいと思います。


音声が出ていないものの、やろうとしていたことはなんとなくわかっていただけたでしょうか。
アルケミー所有のここ30年分の未公開映像、YouTubeにも出ていないようなのがたくさんありますので、ぜひとも有効利用していきたいと思っています。

これにこりず、今後ともよろしくお願いします。



kishidashin01 at 00:13|Permalinkclip!日常 

2010年06月29日

再度、まぼろしの市街戦

まぼろしの市街戦 [DVD]まぼろしの市街戦 [DVD]
出演:アラン・ベイツ
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010-05-21
おすすめ度:4.5
クチコミを見る



先月、無事再販されたDVD「まぼろしの市街戦」、未見の方はぜひこの機会に入手して鑑賞してほしい映画の1本。

今日は帰宅後、「新プリズナーNo.6」の最終回を見て、なんとなく切なくなってしまい、この「まぼろしの市街戦」のDVDをひっぱり出してきて、再見。

狂人から『冗談が過ぎる』と言われた現実は、この映画公開から40年たった今でもあいかわらずだ。
正気な世界こそ狂気ではないかという問いは、人類の永遠に終わることのないテーマかもしれないが、最近は映画ではとんと描かれなくなった気がする。

私や山本精一くんのファンの女の子、ブログを始めた模様で、この映画も紹介している。
雪のふるだぬき

この映画のロケ地、今でも一部は現存しているようだ。機会があれば行ってみたいなあ。
居ながらシネマ

kishidashin01 at 00:58|Permalinkclip!映画 

2010年06月28日

日曜日のK

昨日はあふりらんぽのライブを見に梅田シャングリラに行ったのだけれども、これは解散を決めた日の午後に、オニちゃんが電話で連絡をくれ、そして26日のライブは招待にするのでぜひ来て欲しい、と誘いをうけたからである。

同じ日に心斎橋サンスイでとうめいロボのライブもあったのだけれども、そしてとうめいロボはこの日以降のライブの予定がなく、私はなんとなくこれがとうめいロボの最後のライブになるんじゃないかなという気もしていて、胸騒ぎはしていたのだけれども、特に活動休止宣言をしているわけではないので、こちらには顔を出さなかった。
ライブを休むというのはきっと理由があるのだろうし、それは我々にはわからないし、どうしてあげようもない。

今日は占いの予約がひとつキャンセルになり、夜のベアーズでの私のライブまでには少し時間があり、これまた心斎橋にある「シャムア」でとうめいロボのちひろちゃんと添田くんのやっているTシャツやアクセサリーのブランド「mjunki」の展示とスハラくんのライブもあったので、間に合いそうなので顔を出した。

mjunki、Tシャツくらいなら私でもわかるが、私はアクセサリーはまるでわからない。しかし彼女はきっとここになにかを見いだしたのだろうと思う。
これは私の判断だが、もうちひろちゃんはとうめいロボで歌を歌うことでは空に十分に還したのだろう。還したのならば今度は別の役割を果たさなければいけない。狭いギャラリー空間で、このアクセサリー群はなにかそういうことなんだということを感じた。

スハラくんのライブが始まる直前、ギャラリーにちひろちゃんも添田くんもやってきたが、簡単な挨拶しかできず、私もライブがあるためスハラくんの1曲目が終わった時点で会場を後にして、とても中途半端な訪問になってしまった。スハラくん、ちひろちゃん、添田くん、申し訳ない。
特にちひろちゃん、私は今、君がやろうとしていることには何もしてあげられそうにない。糸電話の糸は切れたかもしれない。

ギターをかかえ、機材や物版アイテムを台車に乗せて、ベアーズへ。
今日は湿度が高く、猛暑のような天気で、ベアーズに着く前に2リットルは汗をかいた気がする。

ベアーズでは地獄変のCD「斜陽挽歌」のレコ発ライブ。
このライブに誘われた時、バンド編成で出演して欲しい、そして「絶望的流転岩」を演奏して欲しいと要望を受けた。なので、ベースとギターに猿股茸美都子の村井くんと川上さんに参加してもらっての演奏。
実際、この日演奏した「絶望的流転岩」は6年ぶりのライブ演奏、「SONGS」もずいぶん久しぶりだ。

地獄変の好きな花電車のカバーも演奏してあげようと思い、こっそり練習して、リハでも演奏せずにおいた。「バッドチューブ」はどうだったかな、気に入ってくれたかな。

MCでは彼がつぶやいていた『ぼくの好きな人はKのイニシャルの人が多い』というのを揚げ足とったけれど、ごめんね。悪気はないから。(笑)

日曜日の、Kか。
永遠のマドンナK。




kishidashin01 at 01:12|Permalinkclip!ライブ 

2010年06月27日

ラジオ、ライブ

昨夜の「大友良英のJamJamラジオ」、ドラびでおの一楽さんがゲストだが、一楽さんは山口に住みながら、日本国中はもちろん海外でも音楽活動を行うミュージシャン。

地方在住で我々のようなミュージシャンにあこがれ、東京や大阪などに移住する若者は数多くいると思うが、地方に住みながらも自分の音楽はできるのだという証明がこの一楽さんのライフスタイルでもある。

このラジオ番組でのトークは、一楽さんがどうしてミュージシャンになっていったのか、ご自身の口からたっぷり聞ける。
若者には励みになると思うので、特に東京・大阪・京都以外に在住のミュージシャン志望の方は聞いてみてください。

大友良英のJAMJAMラジオ


夜はあふりらんぽの解散ライブを見に、梅田シャングリラへ。
雨の天気、内容はustreamで放送されるのに、会場は満員でしたね。
いつものとおり、元気いっぱいのライブでした。
オニちゃんのお子さんがかわいかったね。

さっそくustreamにアーカイブされています。
http://www.ustream.tv/recorded/7907387

kishidashin01 at 00:07|Permalinkclip!音楽 

2010年06月26日

アルケミーTV

アルケミーレコードがインターネットのustreamを使った番組「アルケミーTV やくざなコミューン」をスタートさせます。本放送は7月よりですが、2010年6月29日(火)午後8時より10時までの2時間枠で試験放送を行います。

http://www.ustream.tv/user/alchemy_tv

内容はJOJO広重、ナスカ・カー/中屋浩市のW司会による音楽情報トーク+映像による音楽番組です。
アルケミーならではの貴重映像、関西発の濃厚な音楽情報番組にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ゲストなども予定しています。

本放送は7月13日(火)午後8時の予定です。
以降、月2回程度の放送を予定していますが、今後増える可能性もあります。


話題の「DOMMUNE(ドミューン)」のような番組ではなく、どちらかと言えば1970年代にKBS京都で放送されていた「ポップス・イン・ピクチャー」のような番組を目指しています。(笑)

直前の内容はアルケミーHP、blog、twitterなどで紹介します。
お楽しみに!


kishidashin01 at 00:05|Permalinkclip!音楽 

2010年06月25日

いつか



いつか(穂高亜希子)


静かなとこへ行くときは
どこから僕は現れるの
こころの中のはるか彼方
僕はわからないふりをした

いつか僕の中にあるものを
空に還す日が来るだろう
いつかとおくに行くときにはね
僕はきっと君をおいてくだろう

輝くものを見つけるとき
どこから僕は探し出すの
こころの外の目の前で
僕はつかんでまたはなす

いつか僕がそこにふれる日は
僕がすべて手放す日だろう
君の行方はだれも知らない
それはきっといいことだろう

いつかすべて受け入れた日には
僕は声をとりもどすだろう
いつか聴こえてきた音楽は
僕に何か伝えただろう



--------------------------------------



穂高亜希子のこの「いつか」という曲は、今の時代に何度も聞く価値のある歌のひとつである。

"いつか"という言葉自体に、どこか抽象的ながらも未来を信じているような、弱さを肯定した上での強くなりたいという希望をこめた思いを感じることができる。
しかし穂高亜希子の歌う「いつか」は、もっと切なく、もっと絶望的で、そしてもっと力強く前向きな命を感じるだろう。


「いつか」は確かに"いつか"ではあるが、それは"いつか"ではなく"今"なのだ。

否定も肯定もできず、ただ毎日を"生きている価値なし"のように生きる人にとって、"いつか"はいつかではない。

希望とははかない夢ではなく、自分でつかみ取る現実の延長であること。
そして希望や絶望や夢を超えた場所/現象/奇跡をたどる道に進むことこそが、"いつか"にたどり着く方法なのである。

穂高亜希子のこの「いつか」という曲には、実は"問い"ではなく、数多くの"答え"が忍ばせてあるのではないか。
それは1度聞いただけでは一通りの答えであるが、何度も聞くともっと奥の答えが見えてくるのではなかろうか。
そんなふうに思える。

だから私はこの「いつか」を何度でも聞きたいと思うのかもしれない。


2010年7月4日(日) 渋谷アップリンク・ファクトリー 「日曜日のうた」
出演:穂高亜希子+吉田悠樹+JOJO広重、mmm+宇波拓, 「ふたりんこ!」 +shibata


kishidashin01 at 00:59|Permalinkclip!音楽 

2010年06月24日

わがままの損

わがままの人って、基本的にはずっとわがままだ。

30になっても、40になっても、50になっても、60になっても、70になっても。

わがままの人って、自分の思うとおりにやりたいわけ。

で、自分の思うとおりにならないと、すねる。怒る。わめく。

これは30になっても、40になっても、50になっても、60になっても、70になっても。

他人も、自分の思うとおりにしたい。
家族や恋人ですら、そうしたい。
束縛する、命令する、そうならないと怒る。

これも30になっても、40になっても、50になっても、60になっても、70になっても。


バカでしょ。
こんな人、幸せになれるわけ、ないよ。

でも自分は幸せになりたいわけ。
わがままだから。

ひとりで生きてればいいのに、それはいやなんだよね。
自分の面倒は人に見てもらいたいわけ。

バカはね、神も見放す。
思いやりのない人は、神も見放す。
自分のわがままをとおして、それでまわりの人がどう思うかが考えられない人は、神も見放すのさ。

神も見放すくらいだから、私も、友人も、みんな見放す。
そう思っていてください。


誰のことですかって?
君のことです。


kishidashin01 at 00:51|Permalinkclip!日常 

2010年06月23日

JOJO広重・第十五回東京鑑定会・2010年7月開催のお知らせ

JOJO広重・第十五回東京鑑定会・2010年7月開催のお知らせ


アップリンク・ファクトリー前「TABELA」での鑑定会、おかげさまで毎回好評です。
本当にありがとうございます。

2010年7月は以下の日程で開催します。
希望の方はご予約ください。

<場所>
渋谷・アップリンクファクトリー前・レストランTABELA
地図はこちら↓
渋谷・アップリンクファクトリー

<日程>
7月 3日(土) 13:00-14:00(他のコマはうまりました)
7月 4日(日) 12:00-13:00、13:30-14:30(他のコマはうまりました)
7月31日(土) 12:00-15:00



<料金>
30分5000円、1時間10000円(1時間を少し超えても超過料金はいただきません)
時間内なら何件でも占います。2名1組で来ていただいてもかまいません。
3名以上同時は不可能です。ご了解ください。

お名前、生年月日、希望の日程と時間、鑑定時間30分 or 1時間の希望をメールください。
futuredays@mail.goo.ne.jp


例えば鑑定内容がご自身の恋愛運の1件のみなら30分くらいで収まりますが、ご家族の運気や病気など内容が広がりますと30分ではなかなか難しいです。そのあたり内容によってはご相談ください。

ご希望の日程と時間に添うようにしますが、予約が重なった場合、調整をお願いする場合があります。ご了解ください。


ではご検討よろしくお願いします。

JOJO広重



kishidashin01 at 12:43|Permalinkclip!占い 

虫と遊ぶ

先々週、山口に行った時、佐々木くんがゲンジボタルの群生地に連れて行ってくれたことはこのブログにも書いた。

私の子供の頃、京都市内の川縁でも、少しならホタルは見れていたはずで、うちわでホタル狩りに行ったら、うちわでホタルを強く叩いてしまい、うまく捕れなかった記憶がある。

山口のホタルはおそらくは何百匹もいたはずで、幻想的な光を放ちながら川縁、茂み、木の上、山のあたりをふわふわと飛んでいた。
空には星が見え、舞うホタルの光と空の星の光が交錯し、なんとも言えない光景に酔いしれた。

ホタルは計5回、私の手の中にとまってくれた。
身体の方にホタルがとまった時もあった。
淡い光が手のひらを照らし、すてきな幸福感にひたることができた。



今日は佐井好子さんの家を訪問、帰りにバス停で10分ほどバスを待つことになった。
曇り空から晴天に変わり、おそらく30度を超える蒸し暑い気温に身体がつつまれた。

バスを待っていると、自分の身体に黄金色した小さな蜘蛛がとまっているのが見えた。
そっと糸をつまんで下に降ろす。

大きな虻が飛んできて、私の身体の周りを巡回する。

蟻が私に挨拶するように、靴の上を徘徊する。

すっかり虫に好かれてしまったな、と思った時、バスがやってきて、乗車した。



バスの客席に着席した時、前の席の中年女性の首筋に、小さな蟻が這っているのを発見。
私の視線に気がついたか、蟻は女性の首筋から、洋服の中に消えていった。





kishidashin01 at 00:24|Permalinkclip!日常 

2010年06月22日

高倉さんのブログ

長年にわたって何度も本屋さんの店員や店長を繰り返し仕事にされている高倉美恵さん。

彼女とは15年以上前にスポーツカードの仕事で知り合ったが、彼女がINU/町田康くんのファンということもあり、私がスポーツカードの顔をしていても実は非常階段/アルケミーレコードのJOJO広重ということもご存じで、いい感じのおつきあいを長年にわたってさせていただいている。

著作本のリリースは高倉さんの方が先で、私もブログで紹介させていただいた経緯がある。
JOJO広重Diary 2006-11


書店員タカクラの、本と本屋の日々。―…ときどき育児書店員タカクラの、本と本屋の日々。―…ときどき育児
著者:高倉 美恵
販売元:書肆侃侃房
発売日:2006-11-05
おすすめ度:5.0
クチコミを見る



これもすごくいい本です。
本好きな方、本屋さんの好きな方は必読。


そんな本の道のプロの高倉さんが、私の拙書「みさちゃんのこと−JOJO広重ブログ2008-2010−」を彼女のブログで誉めていただいた。
本屋タカクラの日記〜本屋さんの店員の日常
お忙しいのに、本当にありがとうございます。

オンデマンド出版にて、一般の書店には並ばず、タコシェ、模索舎、ディスクユニオンなど東京の良心的なお店の店頭に並んでいるほかは、ネットでの通販でしか買えないようになっております。

『これが広く書店に置かれない事を(置いてるお店があったら済みません)残念に思うばかりだ』
とは、最高の誉め言葉です。ありがとうございました。

まだまだ私の実力が足りませんで、普通の書店に置かれるような本が出版できていませんが、将来は、と夢を持っています。
いつの日かそんな日が来ましたら、その時に高倉さんの働かれている書店か、行きつけの本屋で見かけてくだされば幸せです。


この本のアルケミーでの通販は本日入金のあった方で、ほぼ終了となりました。
これからは通販はタコシェ、模索舎、ディスクユニオンをご利用くださるか、bccksのサイトから直接注文してください。

「みさちゃんのこと−JOJO広重ブログ2008-2010−」



kishidashin01 at 00:00|Permalinkclip!読書