2010年02月

2010年02月18日

あるけれどないもの


音楽はドーナツの穴に似ている。


あるけれど、ない。

ないけれど、ある。

食べる前はあるけれど、食べてしまえばなくなるように

演奏されている間は目の前に音楽はあるのに

音楽は目に見えないから

終演後はなにも残らない。


音楽は、あるけれど、ない。

音楽は、ないけれど、ある。



恋も、愛も、落ち込みも、高揚も、気持ちも、憎しみも、後悔も、形はない。

でも、細かいクズが残るんだ。

ドーナツの穴のように、完全には消えない。

細かいキズが残る。



いい音楽を聞いたあとは、なにも残らない。

そのなにも残らないからっぽの空洞をみたくて

音楽を聞いているのかもしれない。

そんな音楽を演奏したくて

いつまでもライブを続けているのかもしれない。



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2010年02月17日

ライブ盛況

まめぴよちゃんからメールあり、2月14日に京都クラブメトロでの彼女の企画ライブ「shining」はたくさん来場者あり、盛況だったとのこと。
shining
よかったよかった。彼女の企画した思いが出演者や来場者にちゃんと伝わっている気がする。

お母さんのブログにも。
Heart Of Gold

こうやってなにかがつながっていく。

今日はなんばベアーズに顔を出した。
ゼニゲバのライブ、共演は河端くん、岡野くん、森田くんの新ユニット。もちろんこのメンバーから想像しえる音だったけれど、なにか80年代に初めてサバート・ブレイズを聞いた時のようなワクワクするような息吹を感じる。ディープ・パープルの「You fool no one」のフレーズには後で気がついて、ちょっと悔しかったです。(笑)

しばらく前のベアーズ、NULL+山本精一のライブは動員淋しかったようだが、今日のゼニゲバはたいへん盛況だった。
吉田くん参加のメンバーでのライブは初めてだったからかな。

19日の「アルケミー・グルグル祭り」も盛況だといいな。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!ライブ 

2010年02月16日

JOJO広重・第十一回東京鑑定会・2010年3月開催のお知らせ

JOJO広重・第十一回東京鑑定会・2010年3月開催のお知らせ


アップリンク・ファクトリー前「TABELA」での鑑定会、おかげさまで毎回好評です。
本当にありがとうございます。

2010年3月は以下の日程で開催します。
希望の方はご予約ください。

<場所>
渋谷・アップリンクファクトリー前・レストランTABELA
地図はこちら↓
渋谷・アップリンクファクトリー

<日程>
3月 5日(金) 14:00-16:00(他のコマはうまりました)
3月 6日(土) 14:00-15:00(他のコマはうまりました)

<料金>
30分5000円、1時間10000円(1時間を少し超えても超過料金はいただきません)
時間内なら何件でも占います。2名1組で来ていただいてもかまいません。
3名以上同時は不可能です。ご了解ください。

お名前、生年月日、希望の日程と時間、鑑定時間30分 or 1時間の希望をメールください。
futuredays@mail.goo.ne.jp


例えば鑑定内容がご自身の恋愛運の1件のみなら30分くらいで収まりますが、ご家族の運気や病気など内容が広がりますと30分ではなかなか難しいです。そのあたり内容によってはご相談ください。

ご希望の日程と時間に添うようにしますが、予約が重なった場合、調整をお願いする場合があります。ご了解ください。


ではご検討よろしくお願いします。

JOJO広重


kishidashin01 at 23:41|Permalinkclip!占い 

2010年02月15日

墓地へゆく道

岡田史子の作品集がまた絶版になっている。

岡田史子 Wikipedia

何度か作品集が出ているが、気がついたら購入している。
まんだらけの発行した未発表原稿集は買いのがしているが、ほかの版は持っていると思う。

最初に岡田史子の作品をおしえてくれたのは、非常階段の初期メンバーだったZUKEくんだった。彼は少女漫画に造詣が深く、彼が最初に貸してくれたのが単行本「ガラス玉」だった。1977年のことだ。
この作品集に収録されていた『墓地へゆく道』は忘れられないマンガのひとつだ。マンガでマンガ以上のものを創造したのは、岡田史子が最初ではないか、そんな気持ちになったものだった。

確かこの作品集にちなんでバンド名をつけた"ガラス玉"という女性トリオバンドが名古屋にあったはずで、エッグプラントで80年代にライブを見たことがある。ガイさんがサポートメンバーで入っていたかもしれない。音源は残っていないのではないかな。


オデッセイ1966~2003―岡田史子作品集 (Episode1)オデッセイ1966~2003―岡田史子作品集 (Episode1)
著者:岡田 史子
販売元:飛鳥新社
発売日:2003-06
おすすめ度:4.0
クチコミを見る


ODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオンODESSEY1966~2003 岡田史子作品集〈episode2〉ピグマリオン
著者:岡田 史子
販売元:飛鳥新社
発売日:2004-03
クチコミを見る


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!読書 

2010年02月14日

スクィーズ

もう17年も前の作品になるのか。

Xファイルの1stシーズン、長いテレビシリーズのごく初期の作品「スクィーズ」とその続編「トゥムーズ」の2つのエピソードが好きだ。

X-ファイル〜スクイーズ〜 [DVD]X-ファイル〜スクイーズ〜 [DVD]
出演:ジリアン・アンダーソン
販売元:ポニーキャニオン
発売日:1998-09-18
おすすめ度:3.5
クチコミを見る


マーケットプレイスでは数百円で買える。
送料込みでも1000円以下なので、これはオススメ。

1930年代、1960年代、そして1990年代に、各年度6名の密室殺人がおきていて、毎回死体から肝臓が盗まれている。そしてどうも犯人は同一人物の様相を呈している。犯人は年齢100才を超えているのか?そしてその犯行の手法と動機は?という内容だ。

もちろんフィクションだし、実際にはありえないエピソードだけれども、「永遠の命」といった誰しも子供の頃に童話や寓話で知ったような夢物語を「胆汁」といったグロテスクな見せ方で映像化したやり方には共感できる。


そう、人間が生きるということはけっこうグロテスクなものだ。
きれい事ですますのは、よくないよね。

kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!映画 

2010年02月13日

穂高亜希子、見汐麻衣、ひらちん、shiho、藤田ゆか

穂高亜希子、見汐麻衣、ひらちん、shiho、藤田ゆか。
この5人の女性シンガー・ソング・ライターによるオムニバスCDは4月8日にアップリンクレコードから発売になるが、制作はアルケミーレコードである。

昨年の夏ころから断続的なレコーディング、ミックス、マスタリングを経て、ようやくのリリースだけれども、自分の中では古くは佐井好子、森田童子、エンジェリン・ヘヴィ・シロップから、DOODLES/寺島暁子、手水、現在のとうめいロボ、埋火、中山双葉など、ずっと継続している女性の歌という流れの中で培っているものの延長だと思っている。

オムニバス盤は売れない、ミニアルバムででも出せば、というご指導もいただいたが、私はこれも古くは「dokkiri record」「終末処理場」から「錬金術」「ウエストサイケデリア」「アルケミズム」「ナイト・ギャラリー」などに続いてきた、オムニバス盤ならではの持つ魅力も捨てがたかったし、あるテーマでくくられたコンピレーションを経て単独アルバムのリリースという順序は21世紀の今も当然ありえる選択肢だと思っている。

私と偶然に出会ったり、対バンしたり、紹介してもらったり、つきあいの中での一期一会からこういったオムニバス盤リリースに発展する喜びはひとしおだ。
彼女たちのステップアップに繋がればという思い、まだ知らぬ人たちに紹介したいという気持ちでいっぱいである。どうかひとりでも多くの人の耳に届けと思う。

CD発売記念ライブは5月2日(日)に東京渋谷アップリンクファクトリー(穂高、ひらちん、shiho)、5月16日(日)に大阪なんばベアーズ(穂高、見汐、shiho、藤田)で行います。こちらもぜひおいでください。


アルバムタイトルは『日曜日のうた』です。

日曜日のうた
アーティスト:(オムニバス)
販売元:(有)アップリンク
発売日:2010-04-08
クチコミを見る




kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2010年02月12日

アルケミーレコード/アップリンク提携のお知らせ

アルケミーレコードからの公式発表です。

アルケミーレコードは2010年4月より、東京渋谷の有限会社アップリンクと提携し、これからの新作CDリリースとバックタイトルの再発をアップリンクレコードにおいて行っていくことになりました。

これにともない、アルケミーレコードの現行のCD、DVD、CDR、DVDR商品は事実上一旦全タイトル廃盤となり、2010年4月以降、アップリンクレコードより順次再発となります。

アップリンク/アルケミーレコードの共同製作・リリース第一弾は2010年4月8日に以下の2タイトルがリリースされます。


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アルケミレコード・バックタイトル再発シリーズ<memories>

タイトル:ベスト・オブ・エンジェリン・ヘヴィ・シロップ
発売・販売:アップリンクレコード
制作:アルケミーレコード
番号:ULR-019
価格:税込み2100円
発売日:2010年4月8日

今なお解散を惜しむ声も多い幻のサイケデリック&プログレッシブ・フィメール・バンド、エンジェリン・ヘヴィ・シロップ。その代表曲を網羅、さらに海外リリーストラックも収録した究極のベスト盤。2002年に発売され、現在廃盤のオリジナルアルバムを完全復刻。

<収録曲>

1.INTRODUCION 1
2.NAKED SKY HIGH
3.UNDERGROUND RAILROAD
4.MY DREAM
5.CRAZY BLUES
6.きっと逢えるよ
7.INTRODUCTION 2
8.僕だけが・・・
9.WATER MIND
10.はつ恋
11.君に

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アルケミーレコード制作・新作シリーズ<little something>

タイトル:日曜日のうた
発売・販売:アップリンクレコード
制作:アルケミーレコード
番号:ULR-020
価格:税込み2100円
発売日:2010年4月8日

JOJO広重プロデュース、5人の女性アーティストによる心に染みいるコンピレーションアルバム。

<収録アーティスト・収録曲>

穂高亜希子
1.ひみつ
2.空に
3.遠くまで
4.城

見汐麻衣
5.#1
6.水曜日

ひらちん
7.スーパーカー
8.娘さん

SHIHO
9.旅人
10.空は七色

藤田ゆか
11.土手


女性のうた、というものが2010年代にとって大きなキーワードになる。そう思いだしたのは、数年前に埋火、とうめいロボ、中山双葉の3組の女性アーティストをプロデュースした時だろう。実際に私が関わった彼女たちのアルバムは多くの音楽ファンに好意的に受け入れられ、着実な評価に支えられている。力強さ、はかなさ、繊細さ、癒し、こころに届くメッセージ。そういった女性ならではの大きなマインドと、女性でしかない細やかな想いが歌に秘められていることは、現在の音楽リスナーが一番求めているミッシング・ピースであるはずだ。
(JOJO広重ライナーノーツより抜粋)

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つまりアルケミーレコードとして新作のCDやDVDの制作、過去の作品の復刻作業はこれまで通り行いますが、バックヤードの部分、つまり製造・販売・流通・在庫管理はアップリンクレコードが行うことになります。

経緯としては、アップリンクが映像・出版・劇場&映画館&イベントスペースの運営・レストラン経営に引き続き、音楽部門にも本腰をいれて、日本国内の音楽アーティストの育成、出版、記録を積極的に行っていこうという思惑と、アルケミーレコード側の考える今後のインディーズのあり方、流通の問題点の改革、様々な思惑とが一致したからです。

一部まだ在庫のあるアルケミーレコードのCDはヤフーオークションやamazonのマーケットプレイスなどで購入することができます。
また関連アーティストのライブ会場の物販スペースでも購入できる機会があると思います。
CDショップでは、東京は明大前モダーンミュージック、大阪は堀江・マルかバツでバックタイトルが購入できます。
各タイトルとも売り切れ次第廃盤となりますのでご了承ください。

アルケミーレコード制作の意欲的な新作はまだまだ出てきますし、長く廃盤のアイテムも含め続々再発していこうと思っています。
CDショップなどは仕入れルートが異なってきますが、通常CDルートでアップリンクレコードの商品は仕入れできると思いますので、これからもよろしくお願いします。



kishidashin01 at 23:44|Permalinkclip!音楽 

極悪ライブ

ゆーきゃんと京都アバンギルドでライブ。

あいにくの雨、翌日は仕事もあったせいか、来場者はやや少な目。

ゆーきゃんも私もおもしろいライブだったと思うけれど、私は前半MCやさしめ、後半は悪めでいこうと決めていたが、最後に話したエピソードが極悪すぎて会場が引いてしまった感あり。いやー。怖がらせてしまいましたねえ。(笑)

おもしろいカバーもいくつか演奏しました。
もしかしたらCDR作品になるかもなので、またその時にでも。



kishidashin01 at 01:17|Permalinkclip!ライブ 

2010年02月11日

仕事・ひと・気持ち

テレビ史に興味がなくても、「テレビの青春」「お前はただの現在にすぎない」を読んでいなくても、徳島で行われる今野勉さんの講演会に行けなくても、この小西さんの文章は読んでおいて損はないよ。
北島町創世ホール・文化ジャーナル2月号

日ごろの仕事場で、いつも上司の悪口言っている現場の諸君、役立たずの部下どもと思っている管理職の方々、たまにはこういう本も読んだほうがいい。


テレビの青春テレビの青春
著者:今野 勉
販売元:エヌティティ出版
発売日:2009-03-25
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫)お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫)
著者:萩元 晴彦
販売元:朝日新聞出版
発売日:2008-10-07
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


kishidashin01 at 11:43|Permalinkclip!読書 

2010年02月10日

スパゲティミートソース

東京・明大前のレコード店「モダーンミュージック」は今でもあるが、私が最初に訪れたのは1982年、非常階段のLP「蔵六の奇病」を委託販売のために納品に行った時だったと思う。

モダーンミュージックは開店2年目くらいだったはずで、生悦住店長と、後にエジソンに転職するヌメロ上野くんが店にいたはずだ。非常階段のLPは、東京はモダーンミュージックと池袋のレコード店・五番街、そして後にフジヤマをオープンする渡辺さんが店長をしていた下北沢・五番街に納品した。

モダーンミュージックはビルの2階で、1階部分は「とうほう」という喫茶店だった。喫茶店だったが、スパゲティが売りのお店で、お昼時にはサラリーマンや学生でにぎわっていた。A、B、C、Zという4段階の大盛りがあって、大食漢の学生はZサイズを頼んでいたようだ。

モダーンミュージックに納品や集金に行くと、いつも生悦住さんは『お茶飲みに行きましょう』と、1階の「とうほう」に連れていってくれ、お茶やスパゲティをおごってくれた。アンバランスレコード時代の林くん、美川くんなども一緒だったこともある。後年はPSFのミーティング場所になり、灰野さんや三上さんなどとも同席することなどもあった。

店内のテーブルは、やがて一部がテレビゲーム台のついたテーブルになり、まじめな話をしている灰野さんの前に麻雀ゲームが点滅している光景はなんともおかしかった。また脱ぎ麻雀のゲーム台が入った時、真ん中の画像に登場する絵柄に実写の沢口みきちゃんが登場した時も驚いた。

モダーンミュージックの店員は西村くん(後にラウドマシーンを結成)、松谷くん(後にキャプテントリップを設立)、石原くん(後にホワイトヘブン、スターズを結成、ゆらゆら帝国のプロデューサーとなる)など、そうそうたる面々に変化していくが、店員の彼らと「とうほう」に行った記憶はまるでない。


渡辺さんがいたころの五番街下北沢店に納品に行った時も、渡辺さんによく同じフロアの喫茶店に連れていってもらった。さすがにスパゲティは注文しなかったが、アイスコーヒーをおごってもらい、よく飲んだ。銅色の金属製グラスのことをよく覚えている。


やがて私は明大前にカードショップを開店し、明大前に住むことになった。そうなると生悦住さんと「とうほう」に行くこともなくなってしまった。
やがて喫茶店の経営もあやしくなり、「とうほう」の閉店を経てビルの立て替えもあり、今のモダーンミュージックの入っているビルになった時、1階は不動産屋になってしまった。

今でもスパゲティミートソースを食べる時があると、あの「とうほう」を思い出す。スパゲティができあがると粉チーズの入ったビンとタバスコを持ってきていた、細い顔のマスター、今もどこかで元気にしているだろうか。

当時のモダーンミュージックがこの「とうほう」と同じ会社の系列経営だったという話を後年聞いたことがあるが、真偽は不明だ。だとすればスパゲティ屋が「愛欲人民十時劇場」や「蔵六の奇病」や「タコ/うまい」を販売していたわけで、それはそれで痛快な気がする。



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常