2008年07月

2008年07月31日

think about death

昨夜はわけあって、ルノーのspiderというオープンカーを運転、大阪・京都を往復。

つまりは小型のオープンカーでツーシーター。エアバッグもパワステもなく、ブレーキもききにくく、運転は非常に難しい車でしたが、なんとか運転は出来たものの、やはりオープンカーは運転がこわいですね。

普段車に乗っている時はさほど思わないけれど、これは事故したら死ぬなあと思う。
こんな車でも保険には入れるのですね。でも100キロ以上で激突したり、トラックに追突したり追突されたりしたら、間違いなくあの世行きだ。


京都の友人宅で、小さな、本当に小さな命のかたまりを見て、心あたたまる。


kishidashin01 at 11:49|Permalinkclip!日常 

2008年07月30日

探すとも

昨日は「探すこと」とか書いたばかりに、DVカメラのリモコンを家中大捜索することに。
そして、見つからず。(笑)

しかしあちこちのクローゼットや箱を開封していくと、探しているものは見つからないけれども、思いがけないものが出てきて、そちらに時間をとられますね。

手紙、写真、思い出の品。

生きていると、それも長く生きていると、いろいろありますね。
ほんとうに。


kishidashin01 at 14:43|Permalinkclip!日常 

2008年07月29日

Life is

人生とは、探すこと。



探して見つかればOK。

もし見つからなくても、あきらめなければ、それはOK。

探さなくなったら、それが老いる始まりかもしれない。


kishidashin01 at 17:36|Permalinkclip!日常 

2008年07月28日

三人の詐欺師

このblogの読者さんから『A.マッケンの『パンの大神』を挙げられていて、個人的にあの「禍々しさ」はラヴクラフトを随分先んじていたと思っていたので何か嬉しかったです』というメールをいただいた。いつも読んでいただいている様子、ありがとうございます。

アーサー・マッケンはそんなに有名な作家ではないのかもしれませんが(こんなことを書くと「十二分に有名だ!」とおしかりをうけるかもしれませんが)、アルケミー関係者にはなじみの深い作家なのです。
代表作は東京創元社から文庫で出ていた「怪奇クラブ」になるのかな。これは「三人の詐欺師」というのが正式なタイトルで、1895年に書かれた作品ですが、今読んでも非常に怖い、ゾッとする怪奇幻想小説。
怪奇クラブ (創元推理文庫 F マ 1-1)


この「三人の詐欺師」はなぜか子ども向けの装幀で「ゆうれい屋敷のなぞ」というタイトルでポプラ社から出版されていて、こんな禍々しい小説を子供に読ませていいのかなと思ってしまう。
ただ「ゆうれい屋敷のなぞ」はちょっと内容をはしょってはありますね。でも「暗黒の谷」のあの怖いリンチ事件、「兄の失踪」のあの怖いセリフ、「黒い石印のはなし」「白い粉薬のはなし」のあの怖い話もきちんと書かれていて、これを読んだ子供は人生の道を誤るかもしれないとすら思ってしまう。今は絶版かもしれませんね。
ゆうれい屋敷のなぞ (ポプラ社文庫―怪奇シリーズ (39))


マッケンの全集は沖積舎からの復刻版を10数年前に購入したが、80年代の末頃、オリジナルの牧神社のものを数冊、マルカバツの吉本さんからもらった記憶がある。今も大切に書架の中に鎮座していますよ、吉本さん。


kishidashin01 at 18:47|Permalinkclip!読書 

2008年07月27日

とうめいな時間

とうめいロボのレコーディングも山場。
ほぼ出来上がっているが、あとからもう少し修正入るかもしれないかな。
じっくり聞いてみてください、ちひろちゃん。

とうめいロボのレコーディングに立ち会って、今の若いミュージシャンたちが真摯に、真面目に音楽に取り組んでいることがよくわかりました。
それの全てを肯定することは私にはできないけれど(真面目にやればいいものが出来るというわけではないので)、なんだか日本の音楽の未来はけっこう明るいのではないかと思えるような気分になりましたよ。

ちひろちゃんはじめ、レコーディングに参加してくれたメンバーのみなさん、本当にありがとう。素晴らしいアルバムが出来上がりそうな予感しています。みんなの力があってこそですね。


午前中は特別な子供たちと、特別な時間を過ごしていました。
私にとって最高の、とうめいな時間です。
みんな、ありがとう。


kishidashin01 at 21:25|Permalinkclip!音楽 

2008年07月26日

税理士試験

友人が税理士試験を受けるという。
仕事など不安定な世の中なので、資格をとろうということなのだが、税理士資格も昔よりは取得が難しくなっているようで、ハードルは高そうだ。

11科目のうちから5科目試験にパスすればいいのだが、試験は何点以上とれば絶対合格というものではなく、受験した人全員から試験点数所得者の上位10-15%を合格とする「競争試験」だけに、自分がそこそこできたとしても、他にもっといい点数をたくさんとった人が多ければ合格できないらしい。

そういうあり方は税理士の数を押さえる役割ももっているのかもしれないが、なかなか理不尽な気もしますね。

3年はかかると思っている、と友人は言っていたが、なかなかしんどいなあ。

ミュージシャンや作家には資格制度はないけどね。
どうなんだろうなあ。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常 

2008年07月25日

埋火録音終了

埋火のレコーディングがようやく終了、まだマスタリングやもろもろの諸作業は残っているし、ジャケット撮影などもこれからだけれども、ひとまず完成。

埋火の音楽、ひとまわり大きくなったなあというのがレコーディング最中からひしひしと感じる印象だった。ファンの方は秋の発売を心待ちにしていてください。期待を裏切らない内容です。

歌の切なさ、やさしさ、どこか郷愁的でありながらも希望を感じさせる埋火の歌と音楽は、とてもインディーズという器には収まりきらない気がする。もっともっとメジャーな支持を受けるようになるんじゃないかな。女性ファンをもっと引きつける気がします。



徳島の小西さんのハードスタッフの原稿のため、アーサー・マッケンの「パンの大神」「三人の詐欺師」「夢の丘」、メルヴィルの「代書人バートルビー」を断片的に読み直す。「パンの大神」はやっぱりすごい作品だな。先日紹介した「怪奇小説傑作集」に収録されているので、未読の方はぜひに。


今日は林直人くんの命日だった。
もう5年ですか。
とてつもなく、早い。

kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2008年07月24日

PC

「パソコンは腹の立つことばかりです」とは徳島の小西さんの名言だが、確かにこれでは機械に不慣れな人では無理ですわなということが多い。

仕事場のPC、メールが送れない状態が2ヶ月続いていたが、ようやく設定のどこがダメだったのかがわかった。
迷惑メール防止のためのメールサーバーの設定の都合で、ポート587の設定と言えば、メーラーを常時使っておられる方ならおわかりでしょう。もちろん送信ポートを25から587にしただけではダメで、もう少し他の設定をいじらなくてはいけないのだが、これでミスってたわけですね、この2ヶ月。いやいや目から鱗でした。


自宅のPCは結局ウインドウズが3回に1回しか起動しなくなり、やがて電源のオンオフを繰り返しているうちにHDDに不良セクタが出来たようで、ウインドウズの修復インストールをせよと表示、で、CDROMから起動するとセットアップを読み込むところでそのまま進まなくなるという始末。HDDのフォーマットもできないし、そもそもHDDの問題なのか、マザーボードの問題なのか、CDROMの問題なのか、ケーブル類の問題なのか、わからなくなってきたので、もうお手上げ>新しく買い換えようという結論になりました。

しかし今はショップメイドのウインドウズ機は安いね。マザー、電源、ケース、メモリ1G、ペンティアムデュアルコアのCPU、DVDROM、250GのSATAHDDで2万円って、利益あるんでしょうか。


kishidashin01 at 20:12|Permalinkclip!日常 

2008年07月23日

怪奇小説傑作集

徳島の小西さんより大きめの封筒が届く。

故・林直人の特集号となる「ハードスタッフ12号」のための準備原稿と私への問い合わせ事項など。
林くんのインタビューはかなり興味深い内容が語られている。発行は秋になりそうだが、お楽しみに。

林くんと私の共通の読書というテーマをふられているので、少し考えてみる。
最初はやはり「怪奇小説傑作集」でしょうね。

怪奇小説傑作集 1 [新版] (創元推理文庫)


いまはこんな装幀になっているのですね。

原稿を書こうと思う。内容は小西さんに電子書簡でね。
お楽しみに。

小西さん、自宅パソコンがまた壊れました。メールはまた後日。
8月10日は夕方4時以降ならお時間作れます。またよろしくお願いします。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!読書 

2008年07月22日

恋するマドリ

昨年公開された映画「恋するマドリ」を衛星放送で見た。

赤痢のドラマーだったあやちゃんと、この映画の主人公・ユイとイメージがだぶる、と書くとガッキーのファンからクレームが来そうだが、いやいや、あやちゃんもこの映画の中のユイのように、純真な女の子だった。

もちろん少女チックで、今時都会でこんな純愛があるのかいとも思えそうだが、逆にこんな純愛はけっこうあるのかもしれない・
引っ越しプロレスの面々がいい味出しているのと、準主役の菊地凛子がよかったな。

ピエール瀧も珍しくセリフの多い役でしたね!



パソコンはいよいよ復旧せず。
個人宛にメールを送ってくださっている方々、返事が送れますがご容赦ください。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!映画