2008年05月

2008年05月21日

さらばコリンズ

ここのblogを読んでいる方の大半にはどうでもいいことだが、本日、オリックス・バファローズのコリンズ監督が辞任してしまった。

パリーグ最下位独走か、と思いきや、ここのところ復調気味、ロッテが絶不調とあって最下位に落ち、4位以上も見えてきただけに、なぜ今、という気もする。

おそらく辞任はもっと早くに決まっていたのだろう。そして監督が出ていくことが発覚し、選手に逆にやる気が出てきているのではないかと思う。

大石ヘッドコーチが監督昇格というのまでは私の予想通りで、これであんがいチームがまとまってシーズン終盤には4位くらいの位置にいてくれないかなと私は思っている。


日本のプロスポーツなど所詮浪花節で、外人監督はヴァレンタインやヒルマンのように勝てば官軍だが、負けると針のむしろである。活躍した外国人選手が成績不振になるとボロ雑巾のように捨てられる姿は何度も見てきたが、今回もチームで孤立するコリンズ監督の悲壮感すら感じる姿にはなんともいえない悲哀を感じていた。

オリックスは阪急勢を追い出した経緯もあり、阪急OBはもちろん近鉄OBからもあまり好感されていないので、時期監督選出にはかなり苦労するだろう。
梨田も日本ハムでなんとも楽しそうに指揮をとっているしね。

放出した選手は行き先のチームで活躍し、監督はチームを放り投げた。残された選手がこれから「みてろよ」と反骨精神でがんばる時だと思う。中心になる選手は不在だが、若手が力をあわせてこの難局をどうしのいでいくか、けっこう見応えあるなあと思っている。宮田さん、がんばってください。


次は横浜の大矢監督かな。横浜も時期監督候補がいないんだよな。


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2008年05月20日

パソコン不調

自宅で使っているパソコンが不調。ハードディスクをフォーマットしてウインドウズを再インストール、なんてことをしているとあっという間に時間がすぎる。


こんなサイトを発見。
http://tokyo.secret.jp/80s/

いわゆるファンサイトなのかもしれませんが、この時代のインディーズやパンク、ハードコアなどの資料的サイトを目指しているのかもしれない。
写真の使用などは無許可っぽいけれど、個人サイトなんだから自由にやればいいかなとも思う。
がんばってください。


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2008年05月19日

新作情報

DVDR作品の新作が出来上がった。

非常階段 / Legendary Live collection of Hijokaidan Vol.5
「蔵六の奇病発売記念LIVE」(at Shinjuku LOFT,Tokyo)
番号:AMSDVDR-011 価格:1000円(税抜953円)

1982年4月のライブ。まあもうグッチャグチャのステージだが、この日のライブのことはいくつか記憶がある。
蔵六の奇病の作者、日野先生もライブを見に来てくれるとあって、メンバーの岡くんはおおいに盛り上がっていた。釣り具店で購入したゴカイやミミズ、魚屋で買ったナマコや生魚をバケツに入れ、これを頭からかぶってミミズを口にくわえるのだという。確かにステージでは岡くんは口からミミズをたらしてはいたが、芸が細かすぎて客席から見えたかどうか。
大きなナマコを見て日野先生が『酒のつまみにすればうまいのになあ』と残念そうにしていたのも記憶している。

25日くらいにはディスクユニオンなどの店頭にも並ぶと思います。大阪ではマルカバツかな。AMSオンラインで通販もできます。


もう1本、昨年末のベアーズ最終日、マゾンナとJOJO広重の合体ライブ、こちらも映像の編集終わりました。

JOJO広重 with MASONNA / THE LAST DESTRUCTION NOISE
番号:AMSDVDR-012 価格:1000円(税抜953円)
2008年6月10日発売予定

ステージ狭しと積み上げられた10数台のマーシャルアンプ、私の楽器はギターとブロックと金属バットとスタンガンという、超努級の轟音ノイズ&スーパーパフォーマンスライブ。当日ベアーズに見に来た人は全員購入してください。見そびれた方もぜひ。
家にヘンなお客さんが来た時に見せるといいかも。ストーカーに困っている女性はこのDVDを相手に送りつけるといいかも。いたずら電話に悩む方はこのサウンドを受話器にあててくだされば相手を撃退できます。たぶん。
こちらは来月発売ですね。お楽しみに!おもしろいよ!




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2008年05月18日

死者に鞭

朝早く家を出て、図書館へ。

本を返却するだけの予定だったが、つい書架を閲覧してしまう。
時間がないので、1冊だけ本を借りた。

間章クロニクル


映画が一昨年できたことは知っていたし、このblog以前の日記欄で紹介したが、間章についての映画「AA」を本にまとめたものが出版されているとは知らなかった。

映画は結局見ていない。
この本もざっと流し読んだが、結局は間章が残した文章や、彼を知る人の後日談以上のものはないように思う。思うに、間章はもう語りつくされたし、この映画で総決算でもういいのではないかと思う。

なぜなら、もう死者だからだ。
死人に口なし。読みすすむうちに、間章が生きていたら、なんて文章が出てくるにつれ、もういいやという気持ちが強くなってくるのだ。
これは阿部薫についての文章を読む時もいっしょだ。

裸のラリーズの水谷さんはまだ生きている(はず)だから言わないでおくが、阿部薫や間章を賞賛、絶賛、素晴らしかった凄かったと言う人は山ほどいるが、しょーもないとちゃんと口に出して言えるのは阿木譲か灰野敬二か私か石橋くんかBIDEくんくらいなもんだ。死ねば官軍、死ねば万事解決、死ねば伝説、死ねば誰も悪くは言わないのは日本人の美徳かな?それとも陰口をたたいているヤツはもっと多いかもしれないが。

時代である。
その時代をぬきして、過去を語ることは、間違う可能性がある。
音楽評論から言えば、間章よりも松山晋也や湯浅学や小野島大の方が何倍も優れている。阿部薫よりは浦邊雅祥の方が凄い。80年代のインディーズよりも、今のインディーズの連中のほうが何倍もおもしろい。
野球で言えば張本よりイチローの方が上だし、王や長嶋や衣笠や金田より金本や井端や中田翔や松坂の方が上だ。
過去は過去で認めるが、所詮過去でしかない。

なぜ今を語らないのだ。生きているからか。死なないと売れないからか。
今の灰野敬二や三上寛は世界に類を見ない域の音楽に達している。どうして誰も研究もせず、本も出ないのだ。死んでから書くつもりか。死ぬのを待っているのか?
死んだやつ、音楽をもう何年も演っていないやつ、伝説のミュージシャン。評価がいいのは、売れるのは、そういうのばかりじゃあないか。

「天才なんて誰でもなれる/鉄道自殺すればいいだけ/天才なんて誰でもなれる」とPhewが歌っていたのは1978年、もう30年も前のことだ。
今でも、世の中はいっしょだ。
進歩なし。ノープログレスかね。あ、インキャパシタンツ。

あ、「間章クロニクル」は、読みやすい間章入門本な気がする。
でもオリジナルの原稿のほうがおもしろいです。

僕はランチにでかける―ロック・エッセイ (Oak books)
この旅には終りはない―ジャズ・エッセイ (Oak books)


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2008年05月17日

パワー、パワー

今週は誰それが死んだとか、死にたいとか、そういう言葉やニュースをよく聞いた。
そう思うのはかまわない。死にたいと思うことは、人間としてぜんぜん普通のことだ。もっともっと死にたいと思え。生きていることがいやになれ。そう、思う。

そして、そう思うことこそが、明日を生きるパワーになるのだ。矛盾などしていない。極度のマイナスは次にプラスに転じるのだ。中途半端なマイナス思考こそ、無駄の極みだ。本当に死にたいとくらい思うからこそ、こんな日本の明日を、こんな世界の明日を生きていけるのである。強く、生きていけるのだ。


今日はベアーズで「ノイズメーデー08」のライブ。
お客さんも多く、結局対バンはひとつも見れなかったが、おそらく前半の若手ノイズチームと、後半のアルケミーチームでは、根本的なパワーが違っていたように思う。
もちろん前半チームが弱いとかそういう意味ではなく、マゾンナやソルマニアや私はもう20年以上継続して演奏活動をしているという、そこの部分のことである。

つまり、やめないのだ。やまらないのだ。
お客が入ろうが入るまいが、場所がどこであろうが、どんな悪条件にあっても、精神的につらい思いをしても、金があってもなくても、音楽やノイズをやめることはなかった。いや、やめたいと思ったことはあったかもしれないが、やまらないのである。こういうのは遠藤ミチロウくんも三上寛さんも灰野敬二さんも、いっしょだ。


自殺するなら、もっと若くてかっこよかった時にしているだろう。事故や病気で死ぬようなタマじゃあなかったのかもしれないが、そもそも死んだやつに『いいかっこすんじゃねえよ』よツバをはくようなタマだったのだろう。

つまりは我々より頭のいい哲学者や政治家や宗教家は世界中にいくらでもいるわけで、そんなにえらい連中がせいいっぱい考えたところでこんな世の中である。オレたちのような根っからのバカがいくら考えたところで「生きることとは」なんて命題がとけるわけない。

神はなにもしてくれない。こっちから神に投げ縄をかけて、にじり寄るのだ。
幸運は待つのではなく、自分でもぎ取るものなのだ。

もっと、もっと、パワーを。
パワーだ。パワー。
たりなければ私のパワーを受け取れ。もぎ取れ。
恐いものなど、死ななければならない理由など、世の中にはひとつもない。

もっと、もっとだ。




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2008年05月16日

ルワンダの涙

ルワンダの涙

その昔バンドをやっていたTくんは、今はアフリカ勤務である。
今年はルワンダに配属になったということで、先月、お別れの挨拶に来てくれた時に映画「ルワンダの涙」のDVDをおいていってくれた。

ジェノサイド。
ルワンダ紛争は以下の通りだが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E7%B4%9B%E4%BA%89
実際はもっと複雑に差別がからみあって、陰惨である。

この映画「ルワンダの涙」もそうとうに陰惨な印象が残るが、リアルな分、問題意識を後の世代に伝えるにはよい映画かもしれない。

日本は特に多くの問題に蓋がされている国だと思うが、こういったDie or Dieな選択も人生には時としてあるのだということを、若い世代にもっと伝えるべきではないか。
「三丁目が戦争です」がカルト児童書とかでことたりている日本は、すすんでいるのかいないのか、やはりよくわからない。

カード関係のSくんからの今日のメールには『フツもツチも同じようなもので』という記述があり、ずいぶん気持ちが落ち込んだ。

同じだからこそ、陰惨なのだ。


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2008年05月15日

図書館を利用

立原正秋の「花のいのち」は結局自分の家の本棚や押入からは見つからず、図書館を利用することにした。

記憶にあったストーリーよりももっと暗く、スローな展開で、驚く。
やはりここでも仏教のテーマを奥底に流していることに気づき、立原正秋はこういう作家だったのかなと認識をあらたにする。

この「花のいのち」は1973年に白川由美が主役で、テレビドラマ・花王愛の劇場で放映されたようだが、自分は見た記憶がない。


図書館に行くと、あれもこれも読みたいと思ってしまう。
時間がいくらあってもたりない。

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2008年05月14日

京都便利帳

用事で京都へ。

ついでに実家に寄る。
2階の自分の部屋のあったあたりを少し捜索。
いくつかおもしろいものが見つかったが、「京都便利帳」という小冊子が見つかった。
発行は1981年、当時のレストランや喫茶、ちょっとおもしろいショップなどのお店ガイド本で、当時の京都の若者が行っていたお店がよくわかる。

昨日私が書いていたジャズ喫茶はもちろん全部掲載されていて、ジャズ喫茶だけで74件、ロックやフォーク、ブルース喫茶が41件、クラシック喫茶13件が掲載されている。ライブハウスは14件なので、いかに当時の音楽事情がジャズ喫茶に傾倒していたかがこの件数だけみていてもわかってもらえるだろうか。
しかしこの時点で20年代のジャズ専門のジャズ喫茶「カルコ20」は閉店していたので、ジャズ喫茶自体はもう終焉に向かっていた時代だったように思う。

京都の千本通りや大宮通りを少し歩いてみたが、さびしいね。
今の京都がどんなふうなのか、少し分かった気がする。



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2008年05月13日

52番街

こんなものを見せられると、京都で70年代を過ごした世代には、たまらない。
http://www.geocities.jp/tehgueh/jzmatch/jzmatch6/jzmatch6.html

私が一番回数多く通った70年代のジャズ喫茶は「しぁんくれーる」でも「ZABO」でもなく、「52番街」というお店だった。寺町通りを今出川から少し北に上がったところにアオイアンという喫茶店があり、その斜め向かいに1階がサンマルコというイタリアンレストランが入っていたビルがあって、そこの2階だったと思う。
もちろんSwing Streetとしてのニューヨークの52番街から店の名前をつけたのだと思うが、セロニアス・モンクの定番曲も含めてのことだったかもしれない。

どちらかというとフリージャズはこの「52番街」の近くにあったジャズ喫茶「SMスポット」でよく聞いた気がする。「52番街」ではもっぱらスタンダードなジャズやスゥィングをよく聞いた。トミー・ドーシーがお気に入りで、仲間からはけっこう軟弱呼ばわりされた思い出がある。
マスターに顔を覚えてもらって、いわゆる"常連"を目指したが、実際はどうだったろうか。

河原町では「ビッグボーイ」という、ジャズ喫茶にしては比較的大きな店によく顔を出した。もしかしたら生演奏もあったかもしれないが、自分は見た記憶がない。
「ZABO」では1979年にヘンリー・カイザーの初来日公演を頭士奈生樹くんや石橋くんと見に行ったことを覚えている。チャージはいくらだったろうか。

河原町では、ジャズ喫茶ではないが、「コニーアイランド」という喫茶店によく行った。おじいちゃんとおばあちゃんが店番をしていて、ミルクコーヒーやミックスジュースが定番のお店だったと思う。ひとりで窓際の席に座って、何時間も滞在し、本をよく読んだ。
河原町らしからぬ、古い木造の店内が窓の外の喧噪と対比的にひたすら静かに感じられ、今思い出しても至福の空間だった気がする。

大学生も後半になるとジャズ喫茶ではなく、クラシック喫茶によく入り浸っていた。
木屋町にあった「みゅーず」は近年まで営業していたらしいが閉店したらしい。
確か80年代に林くんとこのお店に入ったら、当時ボアダムズのメンバーだったバカボンがウエイトレスのアルバイトをしていてひどく驚いた記憶がある。

「ソワレ」はまだあるのだろうか。



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2008年05月12日

雲のむこう、約束の場所

新海誠の「雲のむこう、約束の場所」を見る。

この作品にはまる人ははまりそう。
10代の青春や初恋に強烈な思い入れがあり、ガイナックスやジブリのその後の世代という気がするが、まあそんなにナナメに見なくても、十分に楽しめる。

男ふたり、女ひとり、飛行機を飛ばす夢。
そんな設定はありふれているけれども、ありふれているからこそ、多くの人のセンチメンタリズムをゆさぶるのかもしれないとも思う。

しかし今の若い人々も、こんなに純に人を思ったり、好いたりしているのだろうか。
ほんとうに?

好きということの単純さには、その若さにはかなわないものがあるけれど。

「ほしのこえ」も一緒に見たが、こちらはもっとガイナックスかな。
「秒速5センチメートル」も後日見ようと思う。

雲のむこう、約束の場所


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