2008年02月

2008年02月29日

ギターのこと

『もう1度人生をやりなおせるなら、何才くらいに戻りたい?』


ある程度の年齢になったら、誰もが1度は話題にしたり、聞いたり聞かれたりする言葉だろうか。
どう答える?

『20才くらい』
『子供がまだ小さかったころ』
『別に、やりなおしたくない』
『年齢より男に(女に)生まれ変わりたい』
そんな感じかな。


私は14才に戻りたい。
初めてアコースティックのギターを買った、あの日に戻りたいかな。

で、もっとギターを練習します。(笑)


三上寛さんもステージで時々話すけれど、男がギターを買う日というのは、特別だ。
なんともいえない気分。

私は17の時に、エレクトリックのベースギターを買った。
私が欲しかったベースは京都の寺町御池を少し南に行ったところの「コイズミ楽器」のショーケースに飾ってあった。何度も前を通って、そのベースを見つめていたことを覚えている。結局、ずいぶん無理をして、購入した。

この間、京都のカフェ・アンデパンダンに出演した時、リハ後に散歩してコイズミ楽器のあったところに行ってみた。
コイズミ楽器、まだありました。民族楽器の専門店になっていたのは驚きましたが。

14の時に買ったギターは、親戚にあげちゃったかな。
17の時に買ったベースはウルトラビデで使っていたけれど、最後はどうしただろう。



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2008年02月28日

バウンスをゲット

タワーレコード梅田店におもむく。
タワレコ全店で無料配布されている音楽誌「バウンス」をもらいに行くためだ。

bou

バウンスは日本最大の発行部数を誇る、ポピュラー洋楽邦楽の音楽誌である。
なぜなら無料だからだ。そして全ページオールカラーで、最新の音楽情報が満載である。こんな本が無料でもらえるのだから、どんな音楽誌が立ち向かったって勝てるわけがない。

バウンスがが読める日本の音楽リスナーは恵まれている。タワレコに感謝して、もっとCDをタワレコで買うように!(笑)なんてね。

今号には今月発売された佐井好子さんの記事が掲載されている。
CDジャーナルもロックスオフもミュージックマガジンもモノクロページだったが、バウンスはカラーページだ!って、全ページカラーですね。(笑)
北爪さん、良い原稿書かれていますね。お互い、感無量ですね。

もちろんバウンスをもらうだけでは申し訳ないので、タワレコ梅田店ものぞくものの、私の欲しいCDはなく、残念。やはりギャビン・ブライアーズの昨年出た2枚のアルバムとかは、新宿店のニューエイジコーナーに行かないとないのかもしれない。ジャッキー・レヴィンの昨年出た新譜もまだ購入していないのだが、そもそもジャッキー・レヴィンは新宿店ですらコーナーもなかったはず。でもなぜかHMVにはジャッキーの新譜が入ってたりしたんですよね。
今は新宿店にもコーナーあるのかな?

ミュージックマガジン3月号が出ていた。
この号にはクロスレビューで佐井好子/タクラマカンが掲載。7点〜9点の採点でしたね。
ミュージックマガジンがまだ「ニューミュージックマガジン」だった頃は、発売されたLP評には必ず0点〜100点の採点がついていて、アモン・デュール2やタンジェリン・ドリームの新譜には、当時は「0点」とか「20点」とかまるで評価しないという点数がついていたことを覚えている。
いつか私のソロや非常階段の新譜もミュージックマガジン誌上でクロスレビューとかして、ぜひマイナス10点とか、つけてください。(笑)

シンコーさんからは宅急便で「ロックスオフ」が届く。
せかしたようで、すみません。

夕方、オシリペンペンズのモタコくんが寄ってくれる。
次の彼らのアルバムはアルケミーではないレーベルから出るのだが、そのCDへのコメントを頼まれる。はい、もちろん、よろこんで。
ぜひ近いうちに飲みに行きましょう。


kishidashin01 at 23:16|Permalinkclip!音楽 

2008年02月27日

HD DVD

東芝のなにかの製品を購入した時にユーザー登録をしたようで、そのためメールマガジンのようなものがちょくちょく届いていたが、たいして内容は見ていなかった。

しかし今日来たものは「「HD DVD」事業の終息 及び 現行規格「DVD」事業の継続について」というタイトルがあり、興味あって中味も読んでみた。

VHSとベータ、レーザーディスクとVHDとか、互換性のないオーディオ&ヴィジュアル・ハードの戦いはいつまでも繰り返されている。
何かが優れていても別の理由で敗退し、そちらは結局ユーザーを数年サポートして消滅となるので、なんだか損をしたような気にさせられるが、記録メディアなどそんなものなのだと思えばあきらめもつきそうだ。

S-VHSテープはTDKも生産終了し、そろそろ普通のVHSテープも街角から姿を消しつつある。ハードディスクに録画したり、DVDRに焼いて保存したりするのが主流になっているのだろう。
そう思えば、やがてCDもDVDも結局はなにかにすり替わり、消滅する時代はやってくるのではないか。録音したもの、録画されたものは、やはりデータでしかないということだ。パッケージ商品が売れないとレコード会社やショップは嘆くが、やはりフォーマットの変化に対応していくしかほかない。

でも、ライブはなくならない。


夜、柿木と高野と3月2日のグルグル・ナイトのための練習。グルグルの曲はおもしろいなあ。ライブ当日がますます楽しみになってきた。


kishidashin01 at 22:32|Permalinkclip!音楽 

2008年02月26日

ロックスオフ

「ロックスオフ」と聞いて法政大学の音楽企画団体を思い出しているようなのはもうオッサンの証拠かもしれないが、「ロックスオフ」とはシンコーミュージックから出版されている邦楽版「DIG」のような季刊の音楽雑誌である。

で、その「ロックスオフ」Vol.4が昨日発売された。
ROCKS OFF VOL.4 (シンコー・ミュージックMOOK)

佐井好子さんのインタビューが掲載されていることもあり、私が今回の新作「タクラマカン」とライブ音源集「佐井好子LIVE1976/79」、さらに過去の4作品「萬華鏡」「密航」「胎児の夢」「蝶のすむ部屋」の計6枚のアルバムレビューを書いている。
当然掲載誌が送られてくると思っていたが、今日現在届いていないので、しかたなく書店で探しました。送ってくださいね。(笑)

佐井好子さんのインタビューをしているのは川村恭子さんという音楽評論家で、もしかしたら80年代にラジオで「サウンドストリート」という番組でDJをされていた方かもしれない。間違っていたらごめんなさい。
この方が佐井好子さんのインタビューの中で、あちこちで佐井好子作品をJOJO広重がよく(というかほとんどを)紹介していることを不思議に思うということを書いているくだりがあるのだが、その文章の中でどうも非常階段の過去メンバーだった谷口氏にこの川村さんは会ったことがあるような内容を書いておられる。

谷やんかー、と、懐かしく思う。
おもしろい人だったな。

私は今月発売された佐井好子CD6枚のうちの5枚のライナーノーツを書いている。その上まだこの誌上でアルバムレビューを書くのがどうかとも思ったが、自分で言うのもなんだが、この雑誌で書いた文章は自分でもよく書けていると思う。


1982年、大学を卒業する時に私は会社には就職しなかった。景気が良い時代で、同級生のほとんどは有名企業に就職したか、もしくは家業を継ぐものがほとんどで、私のようにたいした保証もなく起業するような人間はあまりいなかった。なので、ゼミの先生も仲間もずいぶん心配してくれた。
たぶん、ゼミのクラスの最後の教室の日だったと思う。
自分も非常階段だなんだと、一般には説明できるようなことはなにもしていなかったし、実際それが仕事にできるとは思っていなかったので、その場をつくろうような意味で「音楽雑誌に原稿を書いたり、レコードのライナーノーツを書くような仕事をします」と、起立して、みんなに話した。その時はそんなことが出来るようになるとは、実は思っていなかった。

でも、この日のことは今でもよく覚えている。
この年齢になって、音楽雑誌に原稿を書くこともアルバムのライナーノーツを書くことも本業にはしていないけれども、少なくともあの日話したことがウソにならなくってよかったなと、少しは思っている。

rocksoff


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!読書 

2008年02月25日

oxymoron

3月2日(日)の本町nu-thingsでのライブは、猿股茸あいこが対バンで、メインはグル・グルのマニ・ノイメイヤーをアルケミー選抜チームが迎えるという大セッション大会。
JOJO広重(g,vo)、KAKINOKI(g)、高野(b)、マゾ山崎(electronics)+マニさんのドラムで、グル・グルの曲や私の曲などを演奏する予定。

で、アルバム「カングル」の「oxymoron」や「wooga booga」をカヴァーするため、これの歌詞をヒアリングしているのだが、いやはやおもしろい。
いや、意味はもともとないのだ"oxymoron"とは「矛盾語法」のことで、『爆音の静寂』とか『巨大な子豚』とか、そういう言葉遊びみたいなものだ。もちろんジョーク満載なんだろうが、それは(グル・グルの)身内にしかわからないものかもしれない。

そう言えばサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」もオキシモロンかもしれないね。


で、グル・グルの「Live」(1978)というアルバムをCDで探しています。
gurugurulive1978

どこかで見かけたら、おしえてね。
このアルバムは現○か×の吉本さんと私とのファーストコンタクトとなった記念すべき1枚なんですよ。


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2008年02月24日

一瞬

高倉さんがblogで紹介していたのを読んで、購入した本「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」を読み終えた。
えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる


21才から24才までの、福岡から東京の学校に出てきた女の子のblogを編集した本だが、彼女の感性と生きる意味への考察、そしてなにより文章力には飛び抜けたものがありますね。

もちろん、「最近の若い者」などと語られる世代こそ、そう卑下して語るおじさんおばさんよりもよっぽど物事を深く考え、悩み、真剣に生きていることは知っているし、その若者の中でも社会からいらないと宣告されたようなダメな人間と言われる連中にこそ、最も重く最も繊細な神経が宿っていることも知ってはいるが、この本の筆者のように自分の言葉に出来る才能はそう多くはない。

しかし筆者は「才能に秀でた素晴らしい女性」、ではない。彼女は普通の人間だ。ダメなところもいっぱいあって、ただ、その普通の生活の中での感じたことを、自分の言葉でblogに記しただけだ。
それは福岡の高倉さんがしていること、徳島の小西さんがしていること、多くの人が今、mixiやblogなどでしていることとそんなに違うことではない。

しかし、彼女の世の中や景色や人への水平な視線と、できごとを自分の中に深く染み込ませる速度は尋常ではない。だから短期間に、この若さで「年をとらなくてはわからないはずのこと」を知り得たのではないかとも思う。
そして表現する言葉の、取捨選択が素晴らしい。

後半、blogが中断気味になり、内容が重くなる。筆者が24才で事故死することを知りながら読み進める行為は、かなりしんどかった。

どうして彼女が亡くならなければならなかったのかは、私にはわからない。
しかしこうやって本の形になって、残し、多くの人に読み継がれていくことは大いに意味のあることだろう。

かわいそう、とは思わない。
ただ、生きていれば、どこかで接点はあったかもしれない。

良い本です。
ただ、私は誰にでもは勧めません。
できれば10代の人に読んで欲しいな。
生きることの意味のいくつかは、ここに書かれているよ。
信じてごらん。

kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!読書 

2008年02月23日

ジョニー・ディック

心斎橋SOCIOにライブを見に行く。

<ACID EATER>
今日のマゾくんのアクションは激しかった。なにか映画を見ているようでした。
不思議なバンドですね。

<原爆オナニーズ>
見るのは、昨年の9月にチコ・ヒゲさんと対バンして以来かな。
今日は途中でシノブくんとジョニーくんによる「モビー・ディック」ならぬ「ジョニー・ディック」が聞けた。ロック、好きなんだねえ。

しかし、こんなにベースの聞こえない原爆は珍しい。ちょっと小屋的に厳しいかも、ですね。

タイロウくんは来月50才になるとのこと。バースデイライブが名古屋クアトロであるそうなので、名古屋方面の方は、ぜひ。



昨日のバカラック公演を見に行ったことを書いたblogを見て、何人かからメールをいただく。
同じ構成のコンサートで、オーストラリア公演のものがCD化されることが決定しているとのこと。DVDなんかも出るといいですね。

今年は素晴らしいアーティストの来日ラッシュですね。トッド・ラングレン(4月)、ジ・オンリー・ワンズ(5月)、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター(6月)などなど。
この分だと今年はレッド・ツェッペリンやピンク・フロイドの再結成&来日もあるかも、ですね。

いったい今が何年なのか、わからなくなるなあ。
本当に21世紀?


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2008年02月22日

バート・バカラック大阪公演

ファンダンゴのツネマツさんも、nu-thingsのスハラくんもブッチして、肥後橋のフェスティバルホールへ。
なんとかチケットを手配して、バート・バカラック大阪公演に行くことになった。
私のまわりには誰も一緒に行く人などおらず、ひとりで会場におもむく。
客層は年齢層の高めのカップル多し。そりゃそうだわな。10代は皆無、最も多いのが50代じゃないかな。会場は満員。

約2時間20分のコンサートだが、いやー、やられました。
こんな素晴らしいコンサートには、もう生涯出会えないのではないか、と思うような、音楽浴。

バート・バカラックは指揮、ピアノ、ヴォーカル、そしてバックは東京ニューシティ管弦楽団+バート・バカラック・バンドによるフルオーケストラ、黒人女性シンガーのドナ・テイラー、ジョシー・ジェームス2名に、男性シンガー/ジョン・パガーノ、ゲストにもう1名女性シンガーまであった。

私の知っているバカラックの曲はたいがい演奏された。でも時間が限られているので、メドレー形式でさらりと演奏されてしまうのもありましたが、しっかりフルで演奏してしまうとヒット曲だけで時間切れになってしまうのでしかたない。

バカラックのピアノのタッチ。
なんてやさしいタッチなんだろうと驚く。こんなピアノを弾く人は見たことがないなあ。
そして、声。もう今年で80才なので、枯れた声なんだけれども、なんともいえず、深い。声が深いのだ。
バカラックが歌う「アルフィー」「雨にぬれても」は本当に素晴らしかった。
拍手することしかできない自分がもどかしい、こんな気持ちのコンサートは初めてだった。

おそらく自分が見たポピュラーの音楽家で79才は最高齢だろう。そして、バカラックはやはり特別な存在だと思う。
もしジョン・レノンが生きていたとして、ポール・マッカートニーとデュオで今年来日したとしても、今夜のバカラックにはかなわないかもしれない。

そして、現役であるということ。
昨年の12月に出来た新曲で、まだレコーディングもしていないという「For The Children」がまた素晴らしい曲だった。
最初は静かに、そして希望をイメージさせるような曲で、ああ、今の(悲惨な)世界をこれから生きる子供達へ捧ぐ、さすがに年齢を重ねた音楽家らしい希望を込めた曲なんだなと思っていたら、後半、急速に曲が沈みこみ、そのままエンディングを迎えるのである。これには驚いた。実は希望ではなく内容の重い曲であるように思える。もしレコーディングされたら、もう1度聞いてみたい。

音楽仲間ではない友人が以下のYouTube映像をおしえてくれた。
http://jp.youtube.com/watch?v=s3xIktB7jTI

『いま自分がしていること、それがゴールです。これ以上望むことは許されないでしょう。このくらいにしておきなさい、という時がいつかは訪れます。今はそういうことは考えたくないですけど。』

このNHKのインタビューの中でのバカラックの発言だが、確かにそうかもしれない。
音楽にゴールがあるとしたら、今夜のコンサートのことかもしれないと、私も晩年に思うかもしれない。


帰宅後、テレビで「耳をすませば」の後半を見る。
エンドロールで、その後の杉村と原田が描かれていたのですね。
その「間」の描き方の素晴らしさに、しばし見とれる。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽 

2008年02月21日

Acid Mother Guru Guru

ベアーズへ。

アシッド・マザーの河端くん、津山くんに吉田達也、グルグルのマニ・ノイメイヤーさんという4人の組み合わせライブ、3セット。

お客さんもたくさん入って、サイケとプログレとジャズが渾然一体となるのはやはりアシッド・マザー色か。


3月2日(日)には私もマニ・ノイメイヤー氏とセッションライブしますので、みなさんご来場ください。

2008.3.2. at 大阪/本町・nu things
『Alchemy GURU GURU Night』
出演:マニ・ノイメイヤー(GURU GURU) with JOJO広重 + KAKINOKI(GARADAMA) + MASO YAMAZAKI(MASONNA) + YOKO TAKANO(FUTABA、NERVELESS)、猿股茸あいこ(猿股茸美都子+あいこ)
OPEN 18:00 START 18:30 / charge 2500yen(with 1drink)
http://www.nu-things.com/

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2008年02月20日

雑誌、2点

スタジオヴォイス3月号が届く。「オルタナティヴィ・ミュージック・ランキング100」ということで、海外と国内にわけてオルタナや次世代オルタナ、これもオルタナ、というアルバムが200点近く取り上げられている。

スタジオヴォイスは「写真」「アート」「映画」「音楽」「ファッション」「書籍」をある程度の周期で特集している雑誌で、いちおう世の中の最先端を取り上げている雑誌だが、ここのところの「音楽」の特集号はなんとはなく昔ながらのレコードカタログに終始している気がするのは私だけだろうか。そもそも、カタログ本というものは今でも日本人にウケているものなのだろうか。

国内オルタナランキング2位に弊社の「想い出波止場/水中JOE」をあげていただいたのは光栄ですが、現在廃盤中。。。
というか、もう入手が難しいタイトルもいくつかランキングに上げられており、それってどうなのかなとも思う。
湯浅さん、中原くん、佐々木さん、野間くんなど、書き手もなんだかいつもの流れで、もっと驚くようなものも欲しい。
あ、でも、驚くようなライターが書いたとて、本が売れるわけではない、が。

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 03月号 [雑誌]


CDジャーナル3月号が届く。
CD Journal (ジャーナル) 2008年 03月号 [雑誌]


こちらは私と佐井好子さんの対談形式インタビューが3ページ掲載されている。
そもそもこのCDジャーナルという雑誌は、CDが出来た時にCDを普及させるため、発売されるCDを全部掲載して紹介するという目的で創刊された雑誌で、音楽業界とオーディオ業界の両方からの支持を得て編集されている。なのでオーディオの記事も多い。
音楽雑誌が音楽のジャンル別になり、総合誌が苦戦する中、メーカーやCDショップ、制作者などにも読まれている本である。なのであまりマニアックにはならないが、それでもかなりの深い部分まで、クラシックやジャズも含めてひろっているので、本当にオールジャンルの音楽誌になっている。こんな本は世界中を探してもないだろう。

なので読者層は広いので、この佐井好子VSJOJO広重対談がどれだけの読者が「わかる」かどうかは不明である。(笑)

しかし佐井好子/タクラマカンは意外に売れている、気がします。

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kishidashin01 at 22:40|Permalinkclip!読書