2007年12月

2007年12月30日

ベアーズでライブ

昨夜は大阪・ベアーズ20周年FINALのライブ。

<ソルマニア>
カツミくんの足の怪我、快復に向かっているようでなにより。今日も自作ギターとエフェクターによる轟音DUOライブ。
モンドブリュイッツなき今、ソルマニアはアブストラクト度ではノイズ界随一だと思うが、それでも今夜のライブはずいぶん音色が優しかった気がする。怪我の功名か?って意味が違うな。

<ナイトメア>
凄い、凄い。エッグプラント最後のほうからもう20年以上もたっているが、20年前と変わらぬハードコアサウンド。ガーゼ、原爆オナニーズと並んで、どこまでもオリジナルな存在だが、ハードコアとはこういうものなのだと入魂の12曲。

<JOJO広重 with MASOMNA>
このユニットは3年ぶり。前回は某書店店主Yくんがテーマだったが、同じイニシャルYでもベアーズ20周年を記念して山本精一くんの「あんなに好きだったこと」をライブ冒頭とエンディングに使わせてもらった。ライブ終了後、その山本くんが『客が無人島の鳥のようだった』と語っていたように、リハの時に用意したマーシャルが多すぎて全部はステージにのらなかったもののその爆音に鼓膜が危ないかなと思ったほどの音量だったにもかかわらず、満員のお客さん引かなかったですね。特に最前列の女性、さらに耳元でサイレンなっても一切引かず、見事でした。
とにかくもアンプ用意してくれたNさん、Kさんなどスタッフみんなに感謝。したかったことは全て出来ました。100人を超えた来場者のみなさんもありがとう。終了後、片づけている時に気がついたのだが、スタンガンは9万ボルトだと思っていたら90万ボルトでした。自分&みなさん怪我無くてなにより。

今年もこれでおしまい。
また来年、よいお年を!




kishidashin01 at 05:50|Permalinkclip!ライブ 

2007年12月28日

オリオン座を長く見ない

12月は例年好きなひと月だった。
忙しい中にも楽しいイベントがいくつもあり、忙しい中にも心が通いあうことがあり、雪や北風や星空も美しく、忙しいからこそ小さなことが気にかかり、そのことも楽しい。

ただ、今年は何かが違った。
忙しさのスピードが例年とは異なる。
空を見上げた回数は、いままでの12月の中で最低ではないか。
オリオン座を見たのは何回だったろうか。

いろいろなことがあった1年だが、振り返る余裕もない。
明日は今年最後のライブだが、十分に精神や道具の準備が出来ていない気もする。
ああ、それももうどうでもいいのかもしれない。
ギターを持てば、マイクを手にすれば、ステージに立てば、それで全てが始まり、全てが終わるのかもしれないが、そんなことももうすでにどうでもよくなっている気がする。
後先など、今まで考えたことがあるのかないのかももう忘れた。

音楽など誰も聞いていないのではないか。
歌など誰も聞いていないのではないか、
とは、過去に1度書いた。

じゃあ、音など誰も聞いていないのではないか。

明日は、そう思えるライブにしたい。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常 

2007年12月27日

nu things

本町・nu things でブッキングのHさんと話す。
来年3月2日のライブイベント、「Alchemy GURU GURU Night」の打ち合わせ。

このクラブは、オーナーが阿木譲さんだ。
古い人なら知っているが、阿木さんが1976年に発刊した雑誌「ロックマガジン」が関西の音楽シーンに残した影響は大きい。
ロックマガジン3号の付録、プログレッシブロックカタログに掲載されたGURU GURU/Kanguru のレコード評を読んで、私はGURU GURUのアルバムを買った。

そのGURU GURU のマニ・ノイメイヤー氏を迎えて、阿木さんのお店・nu thingsで演奏するのは、なにか大きな意味、大きな力が動いている気がする。

音楽は音楽だけではない。
もっと大きな流れがあるのだ。


kishidashin01 at 23:49|Permalinkclip!日常 

2007年12月26日

最終は精神力、か

清水伯鳳の「極限を生き抜く! 初公開!これがプロボディーガードの非情な世界だ!」(1992年/近代映画社)をようやく入手して、少し読む。

要人のボディガード(SPではない)を経験してきた著者が、その仕事を引退後に書いた本で、けっこうとほうもない内容。おそらくは実話だが、物心ついてからは宙づりの丸太で寝かされていたとか、米は生のまま、鶏は羽をむしって生のまま嘴から骨まで全部食べるとか、ひとこと「半年後に迎えにくる」と言われただけで南米のジャングルにパラシュートで落とされてサバイバル生活したとか、とにかくとほうもない。

もちろん著者は動物的感性や強靱な肉体、強靱な精神力なわけで、格闘技ファンにも1度は読んでいただきたい内容だ。
所詮スポーツの格闘技はルールの中で戦っているだけ、ということは百も承知だが、つまりは生きなくてはいけないのだということがよくわかる。
そう思えば、このとほうもない本が実話かどうかもどうでもよく思える。

娘さんは女優の清水あすかだったり。
世界はわからないですね。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!読書 

2007年12月25日

徳島経由

高知からの帰り、車を走らせて徳島に寄ってみた。
もちろんハードスタッフ編集者の小西さんに会うためだが、小西さんのお母様に会うのも楽しみのひとつになっている。

小西さんと少し話す。
小西さんは私が所有アイテムを処分にかかっているのを若干気にとめられている様子。
小西さんは本やCD、DVDなどを購入されたら、たぶんほとんどは売却されたりしないのだろう。
私は本以外はずいぶん手放してしまっている。

徳島ラーメンおいしくいただきました。ありがとうございました。
でもスープも全部飲み干すのはやや体によくないように思えます。(笑)
お互い、健康に留意しましょう。

帰途は神戸のあたりでやや渋滞した。
尾谷を奈良まで送って、大阪へ帰還。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!日常 

2007年12月24日

高知でライブ

高知・カオティックノイズでライブ。

自分のソロ、たぶん今年の全ライブの中で自分的には最高の出来だった。
以前高知・feetで演奏した時もアンプとエフェクター、ギターの相性が良く、うまくコントロールできたが、今回も高知のJCは秀逸だった。

コンガ井上くんには来店時にマル秘のクリスマスプレゼントも渡したが、演奏でも初めて自分のソロで「マリアンヌ」を歌ってみた。ベアーズで今年9月、遠藤ミチロウくんとデュオで演奏したが、井上くんが見たかった旨blogで書いていたので、きっと12月のミチロウくん高知公演では「マリアンヌ」は演奏しているはずだから、私がやれば、分割ではあるが井上くんに届けられるかと思ってね。

新曲「ゼロ」、久しぶりに演奏した「ラストドア」もうまく出来ました。
高知のみんな、ありがとう。
チビタさんもご結婚おめでとう!

三上さんも絶好調、後半の三上・尾谷・私のトリオ演奏もまずまずうまくいったと思います。

あたたかいクリスマスイブをありがとう。
また呼んでください、高知。


kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!ライブ 

2007年12月23日

...


「リリエンタル」のCDが届く。おお、オリジナルジャケ通りの、デジパック仕様。
うーん、デジパックじゃなかったほうがよかったかな。
同じく今日届いたディヴィッド・アレン/グッド・モーニングは輸入盤にオビと解説を付けた仕様でした。解説はホークウインド通の千尋さんでしたね。旧日本盤通りの阿木譲じゃなかったのね。

「魔女の宅急便」第五巻も本日到着。昨年末に出版されるはずが、今年の5月に出ていたのですね。今日届いたのは初版本でした。
文庫本をもう1冊。
ここのところ本をかなりの勢いで読んでいるけれど、もっと読まなくては。




kishidashin01 at 23:07|Permalinkclip!日常 

2007年12月22日

鬼笑う

鬼が笑うが、来年の話。

ザ・リラダンズ再結成。
http://onyak.at.webry.info/200712/article_4.html

ようするにIdiotこと高山謙一と頭士奈生樹が一緒にライブ演奏を行うという、約20年ぶりの共演。うーん、なんだかすごいな。
じゃあ再来年は私も入って、螺旋階段30年ぶりの再結成といきますか!

で、佐井好子さんも30年ぶりの新作アルバム発売にあわせ、春か初夏には1回きりの復活ライブが企画中。都内です。続報を待て。

私の関係では2月に非常階段福岡公演。
3月にはGURUGURUのマニさんとアルケミー選抜チームが合体ライブat大阪。
まだ詳細は書けないが初夏には名古屋方面で大きな企画あり。

もっとおもしろいこといろいろしたいな。


kishidashin01 at 22:44|Permalinkclip!ライブ 

2007年12月20日

キキキ吉恵、ゆうさりゆうされば、猿股茸アイコ

AMSで女性二組のライブ。

<キキキ吉恵>
ライブをするのはこれが2度目という初々しいながらも、2度目とは思えない落ち着きぶりのサイケギター弾き語り。歌詞が聞き取り辛いのが残念だが、やりたいことはよくわかります。がんばって、またAMSに演奏に来てください。

<ゆうさりゆうされば>
山崎くんが『いいですよ』と聞かせてくれたどこかのライブ音源はいまひとつ実感がつかめなかったが、今日のライブは1曲目からニコニコになってしまった。とてもいい感じ。歌声はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのニコのようだ。「せむしのイソップとみなしごのウォルターに捧ぐ曲」とMCしてた曲、最高です。またAMSで演奏してください、というか、今度対バンしましょう!

で、AMSの観客もスタッフもダッシュでなんばベアーズへ。
私が一番最初に店を出たのに、一番遅かったような。自転車には勝てない!

<猿股茸アイコ>
猿股茸美都子にドラムでアイコちゃんが入った特別ユニット。演目は猿股茸美都子のいつものレパートリーだが、まるでこれらの曲に以前からドラムがあったような溶け込み具合、うまくいったんじゃないかな。川上さんのギターはいつもにましてノイジーでした。私の影響ですか?(笑)
またこのメンバーでライブやってくださいね。


しかし、どうしてこんなに女性だらけのライブにばるるさんが見に来ないんだろう?




kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!ライブ 

2007年12月19日

スタジオ練習

尾谷とスタジオ入り。
新曲がいい感じで仕上がった。
高知で初演奏できそう。

体調がいまいちなのが気がかり。



kishidashin01 at 23:59|Permalinkclip!音楽