2007年10月
2007年10月31日
京都でとうめいな世界
京都・ネガポジへ。
ネガポジというライブハウスに行くのは初めて。
ネットで地図を見ると、なんだか昔に「どん底ハウス」というライブハウスがあったあたりの場所だな、と思っていたら、会場にいたばるるさんが「ここは元どん底ハウスがあった場所ですよ」とのこと。なるほど。
どん底ハウスには赤痢などのバンドを出演させたことはあるが、自分が出演したことはあまりない。たぶんセッションかなにかで1,2度出たことがある程度ではなかったかな。
とうめいロボは1時間弱の演奏。
歌詞がはっきり聞き取れ、メロディラインが明確、そして歌の世界観が確立していること。歌の基本だと思うが、たいがいのインディーズバンドはこの基本のどこか(もしくは全部)を飛ばして演奏を始めているので、どこかがもたついている。とうめいロボはどういう経緯で音楽を始めたのかは知らないが、この3つの基本がしっかりしている。
最近のとうめいロボの演奏はファーストアルバム「otete」に収録されていない新曲が半分を占めている。どんどん曲が出来ているのかもしれない。早くセカンドアルバムをレコーディングしておきたいなと感じる。歌は記録するものであり、記録するのに最適な時は、そんなに長くないと思うからだ。
すっかり親衛隊的ファンもついている様子。関西のライブはお客さんが暖かいでしょう。でも彼女はもっと全国区的なリスナーを獲得できる逸材だ。
今週はもう2回、とうめいロボのライブが関西で行われる。
11月3日
十三ファンダンゴ/アルケミー秋祭り
出演:kishidashin、とうめいロボ、インキャパシタンツ
11月4日
十三ファンダンゴ/ギューンカセット秋祭り
出演:
ゑでぃまぁこん、とうめいロボとしっぽののこり、Sarry、ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ
4日は私は行けないかな。
未見の方は、ぜひどちらかに。
ネガポジというライブハウスに行くのは初めて。
ネットで地図を見ると、なんだか昔に「どん底ハウス」というライブハウスがあったあたりの場所だな、と思っていたら、会場にいたばるるさんが「ここは元どん底ハウスがあった場所ですよ」とのこと。なるほど。
どん底ハウスには赤痢などのバンドを出演させたことはあるが、自分が出演したことはあまりない。たぶんセッションかなにかで1,2度出たことがある程度ではなかったかな。
とうめいロボは1時間弱の演奏。
歌詞がはっきり聞き取れ、メロディラインが明確、そして歌の世界観が確立していること。歌の基本だと思うが、たいがいのインディーズバンドはこの基本のどこか(もしくは全部)を飛ばして演奏を始めているので、どこかがもたついている。とうめいロボはどういう経緯で音楽を始めたのかは知らないが、この3つの基本がしっかりしている。
最近のとうめいロボの演奏はファーストアルバム「otete」に収録されていない新曲が半分を占めている。どんどん曲が出来ているのかもしれない。早くセカンドアルバムをレコーディングしておきたいなと感じる。歌は記録するものであり、記録するのに最適な時は、そんなに長くないと思うからだ。
すっかり親衛隊的ファンもついている様子。関西のライブはお客さんが暖かいでしょう。でも彼女はもっと全国区的なリスナーを獲得できる逸材だ。
今週はもう2回、とうめいロボのライブが関西で行われる。
11月3日
十三ファンダンゴ/アルケミー秋祭り
出演:kishidashin、とうめいロボ、インキャパシタンツ
11月4日
十三ファンダンゴ/ギューンカセット秋祭り
出演:
ゑでぃまぁこん、とうめいロボとしっぽののこり、Sarry、ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ
4日は私は行けないかな。
未見の方は、ぜひどちらかに。
2007年10月29日
どこかでつながっている
元フジヤマのアルバイト店員だったくみちゃんより電話。
ちょっと落ち込んでいる様子。
「広重さんはどうしていつも元気なの?」
いえいえ、いつも元気なわけではありません。
誰だって、かろうじて元気なだけ、なんじゃあないですかね、と思いつつも、落ち込んでいる人にそうは話せないので、がんばっている様子を話す。
頼まれごとをひとつ、引き受ける。
とはいえ、たいしたことではなく、ようするにCSでしか放送しない番組を録画してくれという、それだけのこと。
はいはい、やりますよ、と引き受けてから、言われたチャンネルの番組を確認してみると、彼女が言っている番組はない。
再度ネットで検索すると、ありましたありました。
え、チャンネル、違うじゃないですか、その番組を放送するのは。
え、そのチャンネルは私の契約している番組パックには入っていない。。。
しかたなく、契約チャンネルのパックを変更することにした。
まあ、ずいぶん長く契約していた私のパックはもうなくなっていて、新規のパックはいままでのより安くなってましたから、いいっちゃあいいんですけどね。
帰宅後、その番組をHDDレコーダーでタイマーしようとすると、ハードディスクの空き残量不足。
しかたなく、映画を1本消してスペースをあけることに。
今夜は「涙そうそう」を民放で放送するという情報をいただく。
そりゃあ見るでしょう。
あ、泣いてしまう。
大城美佐子さん(市場のモヤシ屋のおばちゃん役)、最高です。
彼女の挿入歌ももちろん。
タツヤくんも、まんまの役どころでしたね。
そういえば今朝電話くれたくみちゃんはタツヤくんの親友でした。
こうしてつながった1日、終わる。
ちょっと落ち込んでいる様子。
「広重さんはどうしていつも元気なの?」
いえいえ、いつも元気なわけではありません。
誰だって、かろうじて元気なだけ、なんじゃあないですかね、と思いつつも、落ち込んでいる人にそうは話せないので、がんばっている様子を話す。
頼まれごとをひとつ、引き受ける。
とはいえ、たいしたことではなく、ようするにCSでしか放送しない番組を録画してくれという、それだけのこと。
はいはい、やりますよ、と引き受けてから、言われたチャンネルの番組を確認してみると、彼女が言っている番組はない。
再度ネットで検索すると、ありましたありました。
え、チャンネル、違うじゃないですか、その番組を放送するのは。
え、そのチャンネルは私の契約している番組パックには入っていない。。。
しかたなく、契約チャンネルのパックを変更することにした。
まあ、ずいぶん長く契約していた私のパックはもうなくなっていて、新規のパックはいままでのより安くなってましたから、いいっちゃあいいんですけどね。
帰宅後、その番組をHDDレコーダーでタイマーしようとすると、ハードディスクの空き残量不足。
しかたなく、映画を1本消してスペースをあけることに。
今夜は「涙そうそう」を民放で放送するという情報をいただく。
そりゃあ見るでしょう。
あ、泣いてしまう。
大城美佐子さん(市場のモヤシ屋のおばちゃん役)、最高です。
彼女の挿入歌ももちろん。
タツヤくんも、まんまの役どころでしたね。
そういえば今朝電話くれたくみちゃんはタツヤくんの親友でした。
こうしてつながった1日、終わる。
2007年10月26日
須原くんと話す
AMSの関西NO WAVE展も佳境。今日はギューンカセット主幹の須原くんに来てもらってトークイベント。
私が須原くんを知ったのは80年代半ばで、しかし今日はそれ以前の、彼が1981年のスタジオあひるに突然段ボールのライブを見に来た話、友人とノイズ音楽のカセットを録音していた話など、彼のエピソードをいくつか聞けた。80年代の大阪や京都の話も、いろいろ。
映像は京都どん底ハウスでの割礼や、エッグプラントの花電車などいろいろ。
彼も話していたが、こういう古い映像を探してチェックしていたりすると、なんともいえない気持ちになってしまうのは、それも私も一緒だ。
本番前に須原くんと映像チェックの関係でIDIOT O'CLOCKの1987年の映像を流しながら見ていたが、須原くんも「これを発売したりしないんですか」とも話していたが、こういった映像を見たいという気持ちはよくわかる。
しかしそこに映る人や場所や音楽は、なんとも取り返せない事実を見せつけられて、最初はすごいなあ、いい音楽だなあと思っても、最後には切ないというにはあまりに重いものが気持ちに残り、ビデオテープを棚に戻してしまうのである。
もちろんもうこの世にいない人もいるし、もうこんな演奏は、音楽は二度と現れないということもある。しかしもっと重いものが自分に返ってくるというあたりが、古い映像の持つ底知れない意味の重圧なのかもしれない。
それでも今日はおもしろいトークとおもしろい映像を提供できたと思う。
きっと話したくなかったことも話してくれたと思う須原くんに感謝。
また、いつか、やりましょう。
私が須原くんを知ったのは80年代半ばで、しかし今日はそれ以前の、彼が1981年のスタジオあひるに突然段ボールのライブを見に来た話、友人とノイズ音楽のカセットを録音していた話など、彼のエピソードをいくつか聞けた。80年代の大阪や京都の話も、いろいろ。
映像は京都どん底ハウスでの割礼や、エッグプラントの花電車などいろいろ。
彼も話していたが、こういう古い映像を探してチェックしていたりすると、なんともいえない気持ちになってしまうのは、それも私も一緒だ。
本番前に須原くんと映像チェックの関係でIDIOT O'CLOCKの1987年の映像を流しながら見ていたが、須原くんも「これを発売したりしないんですか」とも話していたが、こういった映像を見たいという気持ちはよくわかる。
しかしそこに映る人や場所や音楽は、なんとも取り返せない事実を見せつけられて、最初はすごいなあ、いい音楽だなあと思っても、最後には切ないというにはあまりに重いものが気持ちに残り、ビデオテープを棚に戻してしまうのである。
もちろんもうこの世にいない人もいるし、もうこんな演奏は、音楽は二度と現れないということもある。しかしもっと重いものが自分に返ってくるというあたりが、古い映像の持つ底知れない意味の重圧なのかもしれない。
それでも今日はおもしろいトークとおもしろい映像を提供できたと思う。
きっと話したくなかったことも話してくれたと思う須原くんに感謝。
また、いつか、やりましょう。