2007年02月
2007年02月28日
横浜にて
横浜CLUB24でライブ。
<とうめいロボ>
岡山から来てもらって、出演。
なにより三上さんに見せたかったし、関東のお客さんに見せたかった。
わずか4曲、20分の演奏だったけれど、きちんと彼女の歌を伝えられたと思う。
すてきな演奏をありがとう。
<JOJO広重+三上寛>
今日はおもしろいライブでしたね。
「夢は夜ひらく」は何度かこのユニットで演奏しましたが、今夜の出来が傑出かも。
そのほかマニさんなどのライブも見せていただきました。
マニさんにはグルグルの70年代の話をきかせてもらった。またマニさんが昨年の私のライブを見て、とても気に入ってくれている、という話なども。
CDを1枚いただきました。
写真は楽屋にて、私・三上さん・とうめいロボのちひろちゃん
↓
<とうめいロボ>
岡山から来てもらって、出演。
なにより三上さんに見せたかったし、関東のお客さんに見せたかった。
わずか4曲、20分の演奏だったけれど、きちんと彼女の歌を伝えられたと思う。
すてきな演奏をありがとう。
<JOJO広重+三上寛>
今日はおもしろいライブでしたね。
「夢は夜ひらく」は何度かこのユニットで演奏しましたが、今夜の出来が傑出かも。
そのほかマニさんなどのライブも見せていただきました。
マニさんにはグルグルの70年代の話をきかせてもらった。またマニさんが昨年の私のライブを見て、とても気に入ってくれている、という話なども。
CDを1枚いただきました。
写真は楽屋にて、私・三上さん・とうめいロボのちひろちゃん
↓
2007年02月26日
サクラ
場所によってはもう桜が咲いている、と、何人かから聞いているが、私はまだ梅くらいしか見つけられていない。
桜の花は、好きだ。
日本は卒業とか、入学とか、学校にまつわる行事が桜の季節にあり、そのイメージと桜が連動する。
桜を見ていてセンチメンタルな、時には懐かしい気持ちになるのはそのせいだろう。
それと、外国人の友人がこの季節に日本に来ると、どうにかして日本の桜を見せてあげたいと思うことがある。
たしかニヒリスト・スパズム・バンドの二度目の来日公演の時、京都の最後の日に、東寺の桜をアート・プラッテンに見せに行った。
あの時の桜を、なぜか今も鮮明に覚えている。
もうひとつ、奈良の二月堂、お水とりのイベントも3月1日から始まる。
このお祭りも、好きだ。
やはりニヒリスト・スパズム・バンドの最初の来日公演が3月上旬で、メンバーを大阪から奈良まで近鉄電車に乗せて、二月堂のお水とりを見せに連れていったことがある。
ただその日は凄い人出で、結局お松明が見える場所までメンバーを連れていけなかった。
あのことはいまでも残念に思う記憶である。
しかしその時、ベースのヒュー・マッキンタイヤだけは、お松明の輝きを見ることが出来た。
彼は当時、すでに足を悪くしており、引率していた赤痢のあやちゃんが気をきかせて、警備スタッフに申し出て、障害者として優先的な席に案内してもらえたのである。
もう10年も前の話だ。
そのヒューももう鬼籍に入り、あやちゃんはニヒリスト・スパズム・バンドのメンバーとしてカナダに在住している。
時代は移り変わるものだ。
今週はそのあやちゃんが日本に一時帰国するという。
また会えるといいな。
桜の花は、好きだ。
日本は卒業とか、入学とか、学校にまつわる行事が桜の季節にあり、そのイメージと桜が連動する。
桜を見ていてセンチメンタルな、時には懐かしい気持ちになるのはそのせいだろう。
それと、外国人の友人がこの季節に日本に来ると、どうにかして日本の桜を見せてあげたいと思うことがある。
たしかニヒリスト・スパズム・バンドの二度目の来日公演の時、京都の最後の日に、東寺の桜をアート・プラッテンに見せに行った。
あの時の桜を、なぜか今も鮮明に覚えている。
もうひとつ、奈良の二月堂、お水とりのイベントも3月1日から始まる。
このお祭りも、好きだ。
やはりニヒリスト・スパズム・バンドの最初の来日公演が3月上旬で、メンバーを大阪から奈良まで近鉄電車に乗せて、二月堂のお水とりを見せに連れていったことがある。
ただその日は凄い人出で、結局お松明が見える場所までメンバーを連れていけなかった。
あのことはいまでも残念に思う記憶である。
しかしその時、ベースのヒュー・マッキンタイヤだけは、お松明の輝きを見ることが出来た。
彼は当時、すでに足を悪くしており、引率していた赤痢のあやちゃんが気をきかせて、警備スタッフに申し出て、障害者として優先的な席に案内してもらえたのである。
もう10年も前の話だ。
そのヒューももう鬼籍に入り、あやちゃんはニヒリスト・スパズム・バンドのメンバーとしてカナダに在住している。
時代は移り変わるものだ。
今週はそのあやちゃんが日本に一時帰国するという。
また会えるといいな。
2007年02月25日
人類の進歩と調和
ガラダマのKAKINOKIくんが来てくれて、小一時間ほどいろいろ話す。
アウトサイダーな彼の話はいつもおもしろいし、バイタリティをいつも感じる。
元気をもらいました。ありがとうね。
徳島の小西さんのイベントは今日でしたね。
時間があれば行きたかったなあ。
ウルトラマン/故郷は地球、は、私が6才の時に初回放送をオンタイムで見ました。
6才の子どもにも、なぜ地球に帰ってきた地球人(ジャミラ)を、体が怪物になったからといって科学特捜隊やウルトラマンが倒さなくてはいけないのか、その重さは、ちゃんと伝わっていましたよ。
昨日の原爆オナニーズの歌じゃないけれど、やっぱりこの問題も、もう放送から40年以上たった今でも解決していない。
人間は、なかなか進歩できないね。
自分も含めて、そう思う。
アウトサイダーな彼の話はいつもおもしろいし、バイタリティをいつも感じる。
元気をもらいました。ありがとうね。
徳島の小西さんのイベントは今日でしたね。
時間があれば行きたかったなあ。
ウルトラマン/故郷は地球、は、私が6才の時に初回放送をオンタイムで見ました。
6才の子どもにも、なぜ地球に帰ってきた地球人(ジャミラ)を、体が怪物になったからといって科学特捜隊やウルトラマンが倒さなくてはいけないのか、その重さは、ちゃんと伝わっていましたよ。
昨日の原爆オナニーズの歌じゃないけれど、やっぱりこの問題も、もう放送から40年以上たった今でも解決していない。
人間は、なかなか進歩できないね。
自分も含めて、そう思う。
2007年02月24日
NO NO BOY
原爆オナニーズのライブが心斎橋(パイプ69)である、というので、足を運ぶ。
チケットはソルドアウトの、中は超満員。物販スペースに逃げさせてもらいました。
新曲が2曲聞けた。
いつだって原爆は進化しているなあ。
見習わないと。
珍しくMCで「戦争はいやだって歌」なんて言ってくれての「NO NO BOY」の演奏、こんな時代だから、余計によかったです。
もう20年以上前に彼らが作った曲なのに、ちっとも古さを感じない曲ですね。
世の中のほうが進化していないということでもあるけれども。
原爆のライブを後にして、今度は堀江のFUTUROに猿股茸美都子のライブを見に。
ちょっと変わったギターの弾き語りの方、珍しいギターでしたね。
ネックの部分まで空洞になっているというもの。名前は失念しました。
猿股茸美都子、そろそろ新曲が聞きたいかな。
でも、川上さんのギターがうまくなっていて、いい感じでした。
猿股茸美都子の演奏開始は22時をまわっていたため、終演も23時。
京都まで帰るためダッシュでFUTUROを後にしてしまいました。
ゆっくり話ができなくてすみませんでした。
チケットはソルドアウトの、中は超満員。物販スペースに逃げさせてもらいました。
新曲が2曲聞けた。
いつだって原爆は進化しているなあ。
見習わないと。
珍しくMCで「戦争はいやだって歌」なんて言ってくれての「NO NO BOY」の演奏、こんな時代だから、余計によかったです。
もう20年以上前に彼らが作った曲なのに、ちっとも古さを感じない曲ですね。
世の中のほうが進化していないということでもあるけれども。
原爆のライブを後にして、今度は堀江のFUTUROに猿股茸美都子のライブを見に。
ちょっと変わったギターの弾き語りの方、珍しいギターでしたね。
ネックの部分まで空洞になっているというもの。名前は失念しました。
猿股茸美都子、そろそろ新曲が聞きたいかな。
でも、川上さんのギターがうまくなっていて、いい感じでした。
猿股茸美都子の演奏開始は22時をまわっていたため、終演も23時。
京都まで帰るためダッシュでFUTUROを後にしてしまいました。
ゆっくり話ができなくてすみませんでした。
2007年02月23日
大阪の歌、音
大野くんがエイベックスから発売になった「ヴァーミリオン・サンズ/リヴァーブ・オーヴァーダブ」(TBCB-1/2500円)のサンプル盤を持ってきてくれたので、3回ほど繰り返して聞く。
ライブで演奏している曲がほとんどだが、スタジオ録音のクオリティは良く、細部まで完成されたサウンドがきっちりと収録されている。ライブでは聞き取れないパートや歌詞などがよく聞こえるのはうれしい。
しかし濃密な音楽だ。この軽い時代に、この濃度は大阪の最深層部の連中だからこそできる音か。人間は確かにややこしいかもしれないが、音は純粋にして、美しい。
夜の7時から複眼ギャラリーで中山双葉のライブ。
今日でパーカッションの村田さんが脱退ということで、残念に思う。
先月の横浜でのライブは、村田さんの奏でる細かいパーカッションの音までPAはちゃんとひろってくれていて、3人による中山双葉の完成形とも言えるほど、出来のよいライブだったからだ。
彼女のパーカッションはシンプルにて、それが簡単に見えて実はとても難しいことを、音楽に詳しい人なら、わかる。そして1音1音に彼女の気持ちは、いつもちゃんと込められていたことも、わかる。
事情もあるのだろうが、すてきなアルケミーアーティストの脱退に、こころから「お疲れさま」と言いたい。
今夜はアルケミーからのアルバム収録曲全曲に新曲2曲の、約1時間のライブでした。
9時からはAMSで私と山本精一くんとのギターデュオによるライブ。
一昨年、ベアーズで「ギターインプロビゼーション10番勝負」という連続企画を行っていた時、山本くんにお相手を依頼していたが、事情でキャンセルになってしまっていた。
いつかこのデュオを大阪で実現しておきたいと前々から思っていたので、AMSでのインストアライブで実現できて嬉しい。
お客さんも30人近く入ってくれて、狭いお店が満員でした。立ち見になってしまった方々、しんどかったでしょう。ありがとうございます。
ケンタローくんが大阪まで見に来るかなと思ったが、さすがに来れませんでしたね。(笑)
演奏は約1時間、スペーイシーあり、ノイジーあり、メロディあり、演歌(?)ありのギターVSギターががっぷり組み合いましたね。おもしろかった。
写真は複眼、最後のトリオによる中山双葉↓
ライブで演奏している曲がほとんどだが、スタジオ録音のクオリティは良く、細部まで完成されたサウンドがきっちりと収録されている。ライブでは聞き取れないパートや歌詞などがよく聞こえるのはうれしい。
しかし濃密な音楽だ。この軽い時代に、この濃度は大阪の最深層部の連中だからこそできる音か。人間は確かにややこしいかもしれないが、音は純粋にして、美しい。
夜の7時から複眼ギャラリーで中山双葉のライブ。
今日でパーカッションの村田さんが脱退ということで、残念に思う。
先月の横浜でのライブは、村田さんの奏でる細かいパーカッションの音までPAはちゃんとひろってくれていて、3人による中山双葉の完成形とも言えるほど、出来のよいライブだったからだ。
彼女のパーカッションはシンプルにて、それが簡単に見えて実はとても難しいことを、音楽に詳しい人なら、わかる。そして1音1音に彼女の気持ちは、いつもちゃんと込められていたことも、わかる。
事情もあるのだろうが、すてきなアルケミーアーティストの脱退に、こころから「お疲れさま」と言いたい。
今夜はアルケミーからのアルバム収録曲全曲に新曲2曲の、約1時間のライブでした。
9時からはAMSで私と山本精一くんとのギターデュオによるライブ。
一昨年、ベアーズで「ギターインプロビゼーション10番勝負」という連続企画を行っていた時、山本くんにお相手を依頼していたが、事情でキャンセルになってしまっていた。
いつかこのデュオを大阪で実現しておきたいと前々から思っていたので、AMSでのインストアライブで実現できて嬉しい。
お客さんも30人近く入ってくれて、狭いお店が満員でした。立ち見になってしまった方々、しんどかったでしょう。ありがとうございます。
ケンタローくんが大阪まで見に来るかなと思ったが、さすがに来れませんでしたね。(笑)
演奏は約1時間、スペーイシーあり、ノイジーあり、メロディあり、演歌(?)ありのギターVSギターががっぷり組み合いましたね。おもしろかった。
写真は複眼、最後のトリオによる中山双葉↓
2007年02月22日
京都にて
京都のカフェ・アンテパンダンでライブ。
今日はフランス人のミッシェルとOPTRONの伊東篤宏くんとのトリオでのインプロセッション。
京都でライブをするのも約3年ぶり、カフェ・アンテパンダンに出演するのは初めて。
リハ後、伊東くんと新京極の「スタンド」でビールを飲みながら少し話す。
彼が映画のスタッフの仕事をしていた時に知り合った友人は、私の古い友人だったことなど、いろいろ楽しくはなす。懐かしい名前だ、カンちゃん。
FMNの石橋くんが見に来てくれていて、いろいろ話す。
最近のことも話すが、昔のどらっぐすとうあのスタッフの近況の話になり、これまた懐かしい。みんな元気だったり、どこかでなにかをしているようでなにより。
甘猫さん、メールくださいね。
ほかにも昨年ノルウェイでのライブをブッキングしてくれたラッセと、フィンランドのトミーも見にきてくれていた。なんとまあワールドワイドな集会。
今年のインキャパシタンツのライブの成功の話など。
ライブは「カルピス」がトップバッター。
ノイズというよりはMEVあたりのフリー+コンテンポラリーの融合を感じる演奏。
あの内容で約30分は短い印象。せめて1時間は音を浴びていたい感じだった。
ぜひ今度は6時間くらい演奏してください。
「バスラッチ」は前回見た時とずいぶん印象が違っていたなあ。
たぶん毎回スタイルが違うのかなと思ったり。こちらも約30分。
私とミッシュエル、伊東くんのユニットも結局は30分くらいの演奏だった。
伊東くんの自作発光音響装置"OPTRON"は、蛍光灯の点滅にあわせてノイズが爆裂する見た目にもおいしい発信器。
ミッシェルはポータブルレコードプレイヤーにエフェクターをかまして、これまたノイジーな演奏、興奮した彼は最後はプレーヤーやレコードを粉々に壊してしまった。
私のギターはやや不調ながら、まあなんとか最後まで大丈夫でした。
リペアが必要。
京都の町並みもずいぶん変わったけれど、お客さんはけっこうおしゃれでインテリだなあ。大阪や東京とも異なる印象。
自分の育った京都はもうずいぶんなくなった気がするよ。
だからどうということはないけれども。
今日はフランス人のミッシェルとOPTRONの伊東篤宏くんとのトリオでのインプロセッション。
京都でライブをするのも約3年ぶり、カフェ・アンテパンダンに出演するのは初めて。
リハ後、伊東くんと新京極の「スタンド」でビールを飲みながら少し話す。
彼が映画のスタッフの仕事をしていた時に知り合った友人は、私の古い友人だったことなど、いろいろ楽しくはなす。懐かしい名前だ、カンちゃん。
FMNの石橋くんが見に来てくれていて、いろいろ話す。
最近のことも話すが、昔のどらっぐすとうあのスタッフの近況の話になり、これまた懐かしい。みんな元気だったり、どこかでなにかをしているようでなにより。
甘猫さん、メールくださいね。
ほかにも昨年ノルウェイでのライブをブッキングしてくれたラッセと、フィンランドのトミーも見にきてくれていた。なんとまあワールドワイドな集会。
今年のインキャパシタンツのライブの成功の話など。
ライブは「カルピス」がトップバッター。
ノイズというよりはMEVあたりのフリー+コンテンポラリーの融合を感じる演奏。
あの内容で約30分は短い印象。せめて1時間は音を浴びていたい感じだった。
ぜひ今度は6時間くらい演奏してください。
「バスラッチ」は前回見た時とずいぶん印象が違っていたなあ。
たぶん毎回スタイルが違うのかなと思ったり。こちらも約30分。
私とミッシュエル、伊東くんのユニットも結局は30分くらいの演奏だった。
伊東くんの自作発光音響装置"OPTRON"は、蛍光灯の点滅にあわせてノイズが爆裂する見た目にもおいしい発信器。
ミッシェルはポータブルレコードプレイヤーにエフェクターをかまして、これまたノイジーな演奏、興奮した彼は最後はプレーヤーやレコードを粉々に壊してしまった。
私のギターはやや不調ながら、まあなんとか最後まで大丈夫でした。
リペアが必要。
京都の町並みもずいぶん変わったけれど、お客さんはけっこうおしゃれでインテリだなあ。大阪や東京とも異なる印象。
自分の育った京都はもうずいぶんなくなった気がするよ。
だからどうということはないけれども。
2007年02月21日
哥/代書人バートルビー
メルヴィルの「代書人バートルビー」は、故・林直人くんがお知えてくれた本の中でも、とびきりイカしている1冊だった。
この本についてはいつかコラムで書くけれども、今日この奇書を思い出したのは、徳島の小西さんが最近送ってくれた、故実相寺昭雄監督に関する資料のFAXからである。
実相寺監督の1972年の映画作品「哥」は、脚本家の石堂淑朗とのコンビの作品であり、この映画は「代書人バートルビー」にヒントをえて書いた作品だったというもの。
うーん、このことは知りませんでした。
他にも故岸田森関係の資料をいろいろ送ってくださる。
今度の日曜日(2月25日)、徳島県北島町「創世ホール」で開催される『池田憲章講演会』の準備から出てきたものだろう。
徳島のウルトラマンファン、実相寺監督や佐々木守ファンは、ぜひ足を運んでくださいね。
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/event/20072.html
しかし、ナゾのような小説。
ナゾのような話、映像。
それらを創った人々。
さて。
この本についてはいつかコラムで書くけれども、今日この奇書を思い出したのは、徳島の小西さんが最近送ってくれた、故実相寺昭雄監督に関する資料のFAXからである。
実相寺監督の1972年の映画作品「哥」は、脚本家の石堂淑朗とのコンビの作品であり、この映画は「代書人バートルビー」にヒントをえて書いた作品だったというもの。
うーん、このことは知りませんでした。
他にも故岸田森関係の資料をいろいろ送ってくださる。
今度の日曜日(2月25日)、徳島県北島町「創世ホール」で開催される『池田憲章講演会』の準備から出てきたものだろう。
徳島のウルトラマンファン、実相寺監督や佐々木守ファンは、ぜひ足を運んでくださいね。
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/event/20072.html
しかし、ナゾのような小説。
ナゾのような話、映像。
それらを創った人々。
さて。
2007年02月20日
とうめいなもの
地方にライブ演奏に行くと、その地元のバンドに会えるのが楽しみのひとつである。
去年は岡山の「とうめいロボ」、山口の「佐々木匡士」くんが最高だった。
どちらも、じゃあ中央に出して、とにかく多くの人に見てもらえればわかってもらえるような音でもなく、すぐにはメジャーでリリースされそうなポピュラリティがあるわけではない。
だからといって、マニアックな音楽ファンだけの楽しみに終わってしまうような粒の小さい歌を歌っているわけではない。
音楽に興味を持って、そして心にひっかかるなにかを探しているような、気持ちの奥にちゃんと届く音楽を探しているような、そんな人に届けたい音楽だ。
佐々木くん、ぜひCD-R作品を大阪AMSに委託してください。
郵送お待ちしています。君の音楽を大阪でもっと紹介したいから。
とうめいロボは、来週水曜日、2月28日の横浜・クラブ24のライブに出演してもらう。関東の方、このチャンスをのがすなかれ。
私は彼女は、森田童子以来の才能だと思っている。
三上寛さんにも、彼女の歌を聞いてもらいたいと思ったんだ。
来週、楽しみ。
去年は岡山の「とうめいロボ」、山口の「佐々木匡士」くんが最高だった。
どちらも、じゃあ中央に出して、とにかく多くの人に見てもらえればわかってもらえるような音でもなく、すぐにはメジャーでリリースされそうなポピュラリティがあるわけではない。
だからといって、マニアックな音楽ファンだけの楽しみに終わってしまうような粒の小さい歌を歌っているわけではない。
音楽に興味を持って、そして心にひっかかるなにかを探しているような、気持ちの奥にちゃんと届く音楽を探しているような、そんな人に届けたい音楽だ。
佐々木くん、ぜひCD-R作品を大阪AMSに委託してください。
郵送お待ちしています。君の音楽を大阪でもっと紹介したいから。
とうめいロボは、来週水曜日、2月28日の横浜・クラブ24のライブに出演してもらう。関東の方、このチャンスをのがすなかれ。
私は彼女は、森田童子以来の才能だと思っている。
三上寛さんにも、彼女の歌を聞いてもらいたいと思ったんだ。
来週、楽しみ。
2007年02月14日
野球熱伝
宣伝するほどでもないけれど、隠すほどでもないので。
現在発売中の週刊誌「週刊ベースボールマガジン」2月26日号に、私のインタビューが掲載されてる。
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball/070226/index.html
野球が好きでなければ買う必要はないので、立ち読みでもどうぞ。
知っている人は知っていますが、アルケミー社長、非常階段のリーダー、シンガー・JOJO広重の肩書きの他に、スポーツカードの専門店を経営している。
今回のインタビューは、どうしてカード屋さんを開くことになったかとか、どういうつもりでカードを売っているか、野球カードについてどう思っているかを、正直に話したことを、わりとちゃんと正確に掲載してくれたので、嬉しく思う。
記事では掲載できなかったことをフォローすれば、渡米したのは赤痢というバンドのアメリカツアーとレコーディングのためで、シカゴの少し上の街・マジソンに、パブリックバスというレーベルを運営していたデビッド・ホプキンス氏やベッツイさんが住んでいたこと。マジソンにはブッチ・ヴィグのスマートスタジオ(ニルバーナを見いだしたプロデューサー&スタジオですね)があって、そこで録音をしていたから。
家にカードがたくさんあったのはもちろんデビッドさんの家で、カードショップやカードショーに連れていってくれたのもデビッドさんだった。
また92年7月に知り合いのレコード屋の一角でプレオープンというのは、三軒茶屋のレコードショップ・フジヤマのこと。
この赤痢のツアーには現ヴァーミリオン・サンズの前川くんも一緒にいって、彼と一緒にNFLのカードを買ったことも覚えている。もう15年以上前の話ですね。
このインタビューでも話しているけれど、価値は金額や希少性ではなく、そこへの思いや気持ちの深さで、決まる。
これはカードに限らず、音楽でも、人でも、仕事でも、一緒じゃないかな。
甘い?(笑)
そう思いたいのだから、もう少しそう思わせておいてください。
現在発売中の週刊誌「週刊ベースボールマガジン」2月26日号に、私のインタビューが掲載されてる。
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball/070226/index.html
野球が好きでなければ買う必要はないので、立ち読みでもどうぞ。
知っている人は知っていますが、アルケミー社長、非常階段のリーダー、シンガー・JOJO広重の肩書きの他に、スポーツカードの専門店を経営している。
今回のインタビューは、どうしてカード屋さんを開くことになったかとか、どういうつもりでカードを売っているか、野球カードについてどう思っているかを、正直に話したことを、わりとちゃんと正確に掲載してくれたので、嬉しく思う。
記事では掲載できなかったことをフォローすれば、渡米したのは赤痢というバンドのアメリカツアーとレコーディングのためで、シカゴの少し上の街・マジソンに、パブリックバスというレーベルを運営していたデビッド・ホプキンス氏やベッツイさんが住んでいたこと。マジソンにはブッチ・ヴィグのスマートスタジオ(ニルバーナを見いだしたプロデューサー&スタジオですね)があって、そこで録音をしていたから。
家にカードがたくさんあったのはもちろんデビッドさんの家で、カードショップやカードショーに連れていってくれたのもデビッドさんだった。
また92年7月に知り合いのレコード屋の一角でプレオープンというのは、三軒茶屋のレコードショップ・フジヤマのこと。
この赤痢のツアーには現ヴァーミリオン・サンズの前川くんも一緒にいって、彼と一緒にNFLのカードを買ったことも覚えている。もう15年以上前の話ですね。
このインタビューでも話しているけれど、価値は金額や希少性ではなく、そこへの思いや気持ちの深さで、決まる。
これはカードに限らず、音楽でも、人でも、仕事でも、一緒じゃないかな。
甘い?(笑)
そう思いたいのだから、もう少しそう思わせておいてください。